水巡りの記

2016年3月23日 玉置神社・那智の瀧・花の窟神社


今回の行程(HOLUX ezTour for Loggerにて作図。)

本日、満月。

先日1月26日の若狭・鵜の瀬でのお参りの時に気になった那智の瀧に向かう。

玉置神社はしばしば参拝しているが、玉置から太平洋に抜ける場合でも、新宮から北上し花の窟神社・伊勢方面に抜けることが多い為、那智には行っていなかった。今回の那智の瀧はほぼ20年ぶりとなる。

京都を7:00頃出発、奈良市内まで京奈和道、奈良市から御所まで国道24号線バイパス、御所から大淀町下市に抜けて、国道168号で十津川村まで南下、折立から山道に入り、先ず玉置神社にお参り。これはいつものコース。

玉置から瀞峡に抜けて国道169号、国道168号を経て新宮へ。新宮にて昼食をとり、国道42号バイパスにて那智の瀧へ。

那智から国道42号を北上して花の窟神社へ参拝。

ここでほぼ日が暮れて、熊野尾鷲道路、紀勢自動車道、伊勢自動車道、新名神、名神を経て帰京する。

玉置神社

とても良い天気。お参り終わって、辺り一面が日差しで白く輝いて見える。まるで雪化粧のように見えるほど。

デトックスが必要。まずは自身を整える必要。管(パイプ)を掃除する。

(先週、インフルエンザに罹り高熱を出したのだが、その)発熱、痰と鼻水は、急激な「管」のフラッシングでもあったか。気管支と鼻からゾロゾロ水が出た。そこまで激烈な形になる前にパイプを通す。

物理的な世界と仏の世界の間のインタラクションをするのが身体。身体の「管」を掃除し、通りを良くする必要。

「本質」の象徴としての「水」を循環させる、源流をもらう役割が行者。もらう側のパイプを掃除すれば、流れる。きれいな水を流しても管が汚れていたり詰まっていては、水も汚れる。流れない。通りを良くすれば、来るべきものが来るはず。

那智の瀧

前回来たの約20年前のことで、その時の周りの様子はほとんど覚えていない。確かそのときは青岸渡寺・熊野那智大社の方から瀧を眺めたはず。今回は瀧を眼前に望める飛瀧神社(ひろうじんじゃ、熊野那智大社別宮)からお参りする。

やはり、でかい。若狭から南下してきた水が地表に姿を現している感じ。規模は全然違うが、鵜の瀬の磐座と対という感じがやはりする。

花の窟に行きたくなる。

花の窟神社

夕闇迫るころに到着。

やはりここも「水の道」の一つの出口という気がする。同時に、「胎内」の感じ。

海岸からきれいに満月が見える。赤いおぼろ月。

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