2019年の水巡り
折々のお参りの画像・映像は インスタグラムもご覧下さい。 以下本文中のリンクを押すと別ウィンドウ(または別タブ)に当該投稿を表示します。
1月
- 2019年1月2日 六角堂お参り
- 一時、かつての六角堂境内地に止宿していたご縁もあり親しみのある六角堂にて初詣。
(六角堂 / 六角堂の宝珠) - 2019年1月6-7日 (番外編) 大山、出雲お参り
- 6日、大山寺お参りの後旧知のご住職のおられる南部町・龍門寺へ。
7日、出雲大社にお参りの後稲佐の浜から海岸沿いに北上し東に進んで山中に入り韓竈神社へ。
巨大な磐座。
(韓竈神社)
2月
- 2019年2月11日 大神神社お参り
- 新しく入手した身軽な移動手段である原付二種スクーターの慣熟運転も兼ね奈良へ。
大神神社にてお正月のお餅代のお返しの福餅を頂く。
(大神神社 / 狭井神社 / 若宮社) - 2019年2月12日 貴船神社、上賀茂神社、神泉苑お参り
- 自分にとって最も身近な神様である上賀茂神社・貴船神社にお参り。
更に龍の地の繋がりで久しぶりに神泉苑にお参り。
(上賀茂神社・二ノ鳥居 / 上賀茂神社・楼門) - 2019年2月19-20日 伊勢神宮、花の窟神社、玉置神社、三輪山お参り
- 節分明け即ち真の新年明けの本格的な「水巡り」。まず伊勢神宮お参り。 その後熊野灘沿いに南下し日没後の花の窟神社お参り。 その後財布を見失い探し回るが、結局自動車の車内で発見、ほっとする。 新宮市内泊。20日はまず玉置神社お参り、十津川村を北上し桜井市に至り三輪山大神神社お参り。
- 2019年2月24日 貴船神社、上賀茂神社お参り
- 自身の緊急のお浄めの為に日没後にお参り。
- 2019年2月25日 常照光寺、貴船神社、上賀茂神社、下鴨神社お参り
- 前日に引き続き、貴船・上賀茂・下鴨各神社で自身を洗い清める。下鴨は久しぶり。 御手洗社がさっぱりして心地良い。
- 2019年2月27日 若狭・天徳寺、鵜の瀬、若狭彦神社、若狭姫神社お参り
- 水汲み用のポリタンクをスクーターに積んで若狭へ。
天徳寺境内・瓜割の滝にお参りの後、お水を頂く。
続いていつもの如く鵜の瀬、若狭彦・若狭姫神社にお参り。
帰路は今回初めて国道162号、周山街道周りで京都へ。
(瓜割の滝 1 / 瓜割の滝 2 / 瓜割の滝 3 / 若狭姫神社)
3月
- 2019年3月5日 高鴨神社・大神神社お参り
- 高野山での所用の帰り、夜の高鴨神社・大神神社にお参り。
- 2019年3月21日 若狭・天徳寺、鵜の瀬、若狭彦神社・若狭姫神社、岐阜・長滝白山神社お参り
- 若狭から敦賀・鯖江・大野を経て岐阜県白鳥の長滝白山神社へ。
- 2019年3月27日 貴船神社、上賀茂神社お参り
- 常のお参り。
4月
- 2019年4月19日 清水寺、興雲庵お参り
- 久しぶりに清水へ。観光客が多すぎて満足にお参りできない。
帰路、建仁寺塔頭の興雲庵の荼枳尼天さんにお参り。ここはひっそりとしている。お供えが独特で面白い。
豊川稲荷の系統のお稲荷さんとのこと。
(清水寺)
5月
- 2019年5月16日 上賀茂神社お参り
- まず上賀茂神社の境外摂社の大田神社に久しぶりにお参り。
昨年の台風21号のため本殿横の木々が沢山倒れている。次に上賀茂神社、そして二葉姫稲荷神社お参り。
二葉姫稲荷さん、実家かあるいはおばあちゃんの家に帰ってきたように懐かしく、落ち着く。
(上賀茂神社 / 二葉姫稲荷神社参道 / 二葉姫稲荷神社) - 2019年5月19日 奈良・橿原神宮、大神神社、丹生川上神社中社 お参り
- 改元したことでもあり、まず橿原神宮そして畝傍御陵=神武天皇陵にお参り。
代々、人間の世界と神々の世界を繋ぐ方。
続いて三輪山・大神神社、丹生川上神社中社にお参り。
(三輪山 (2枚)) - 2019年5月30日 若狭・天徳寺、鵜の瀬お参り
- 今回はまず鵜の瀬にお参り。次に天徳寺に伺い旧知のご住職と久方ぶりに面談。 ご本堂に招き入れて下さり、本尊馬頭観音様にお参り。 (鵜の瀬)
6月
- 2019年6月9日 上賀茂神社お参り
- 上賀茂神社横の二葉姫稲荷神社にて、以前お話しをしたことのある、 二葉姫稲荷さんをお護りされている方と久しぶりに再開。この度もいろいろお話しをする。 上賀茂の地に関してお仕事を受ける。 これは自分にとっても一つの大きな節目となると思われる。慎重に準備を始める。
- 2019年6月18日 上賀茂・大田神社お参り
- 一週間以上の準備を経て、未明、上賀茂の地をお浄めするお参り。そして清い水を導く龍の供養。
(大田神社・大田の小径 1 / 大田の小径 2 / 大田の小径 3 / 大田神社)
終わって、夜明けの上賀茂神社・二葉姫稲荷神社にお参り。
(藤木社~上賀茂神社~二葉姫神社 (5枚)
自坊への帰路通りかかった広沢の池は鏡のように澄んでいる。
(広沢の池) - 2019年6月19日 大神神社お参り
- 三輪山・大神神社は中学生の頃からの自分自身の鎮守の神様。 高野山での所用の帰り、自身のお浄めのお参り。俗を洗い流す。自身のコアにセンタリングし直す。
- 2019年6月21日 上賀茂神社お参り
- まず上賀茂神社、そして二葉姫稲荷さんへ。実家のように暖かく迎えて下さる。 自分の「場(フィールド)」がどこなのかを再確認する。さらに藤木社を経て大田神社へ。雨が上がってくる。
- 2019年6月22日 六角堂お参り
- 京都という地と自分との繋がり、また龍と自分との繋がりを再認識する。 20年近く続けてきた水巡りのお参りは今新たな段階に入った。
7月
- 2019年7月2日 貴船神社、上賀茂神社お参り
- 貴船神社奥宮、大田神社、二葉姫稲荷神社八嶋龍神の御宝前にて龍を供養。貴船と上賀茂を繋ぐ。
水の道を繋ぎ直し、しっかり編み直す作業が必要。明確に自覚し作業を進める。
まずは「水源」である白山から改めて水の道を繋ぎ直す。白山に天の水を降ろし水の道を巡らす。
この作業のコアは龍の供養。
(貴船神社奥宮参道 / 貴船神社奥宮 / 大田神社 (2枚) / 幸神社・藤木社 (2枚) / 二葉姫稲荷神社 (2枚) / 二葉姫稲荷神社からの眺望) - 2019年7月4日 伏見稲荷、神宝神社お参り
- 伏見稲荷お参りについで稲荷山登り口の神宝神社お参り。
境内の龍頭明神さん、白龍・八大龍王さん御宝前で龍の供養。
(神宝神社参道 (3枚) / 神宝神社 1 (4枚) / 神宝神社 2) - 2019年7月24日 上賀茂神社お参り
- 上賀茂神社、二葉姫稲荷さんお参り。行く途中、梅雨明けのニュース。二葉姫さんは昨日の雨でみずみずしい。
光が輝いている。
(二葉姫稲荷神社 1 / 二葉姫稲荷神社 2 (3枚)) - 2019年7月25日 上賀茂神社、貴船神社お参り
- 昨日に続き上賀茂へ。まず大田神社お参り。手水の水が勢い良く流れている。
次いで上賀茂神社、そして二葉姫稲荷神社お参り。二葉姫稲荷境内の八嶋龍神さんにも改めてお参り。
境内にてしばし瞑想。
続いて貴船神社奥宮へ。やはり空気が違う。本殿奥の「龍穴」を探索。 まるで針穴から光が射すように木々の間から陽の光が射す。 その瞬間、自分は針穴に糸を通すような作業を続けていかなければと改めて腹を括る。
(貴船神社奥宮 (3枚))
8月
- 2019年8月1日 岐阜・長滝白山神社、若狭・天徳寺、鵜の瀬お参り
- 白山と若狭、若狭と京都の水の道を繋ぎ直すミッション。本日は新月。
水巡りと青蓮庵の新たな次元の始まり。
まず長滝白山神社にお参り。続いて白山中居神社へ。御宝前にて龍を供養。 白山山頂の十一面観音の化身である九頭竜を観ず。天の水を白山に導き、白山から若狭へ送る。 更に若狭から京都、三輪山、玉置、伊勢へと巡らす。 この円環をなす「水の道」を中心に日本、地球、銀河、そして宇宙全体へと巡らす。 物質的次元のみならず「存在」の全ての次元に巡らす。
(長滝白山神社 1 (3枚) / 長滝白山神社 2 (3枚) / 長滝白山神社 3 (4枚) / 長滝白山神社 4 (3枚) / 白山中居神社 1 (6枚) / 白山中居神社 2 (5枚) / 白山中居神社 3 (6枚) / 白山中居神社 4 (4枚))
岐阜から若狭へ移動。まず天徳寺・瓜割の滝、次に鵜の瀬にて龍を供養。 白山の水がここ若狭で「物質として見える形」で湧き出し、ここから南方、貴船上賀茂そして京都全体、 更に南下し三輪山玉置伊勢と巡りそのウヅが宇宙全体、全ての次元へと広がる。 龍を鼓舞し力強く水を巡らせ使む。
(天徳寺参道 (3枚) / 瓜割の滝 (4枚) / 鵜の瀬 (4枚)) - 2019年8月25日 上賀茂神社お参り
- 夕方からの大阪での仕事の前に予定外に時間が出来て、無性に二葉姫稲荷さんに行きたくなり上賀茂へ。
(二葉姫稲荷神社参道 1 / 二葉姫稲荷神社参道 2 / 二葉姫稲荷神社 / 大田神社 / 幸神社) - 2019年8月30日 奈良・東大寺二月堂、大神神社お参り
- 本日新月。天から白山に降ろした水を巡らす旅、今回は京都から奈良に繋ぎ、さらに南の熊野に送る。
まずは東大寺二月堂の十一面観音さんにお参り。そして水を巡らす実行部隊である諸龍を供養す。
(東大寺二月堂参道 / 東大寺二月堂 1 / 東大寺二月堂 2 / 東大寺二月堂 3 / 東大寺二月堂 4 / 東大寺二月堂 5 / 東大寺二月堂・若狭井 /)
更に東大寺から南下し三輪山の大神神社へ繋ぐ。 大神神社、狭井神社へのお参りの後、若宮社の十一面観音さん(但しお像は無し)にお参りし、御宝前にて龍を供養。
そして今回の最後は龍穴神社へ。御宝前にて龍さんを供養し、更に南、熊野へと水を送る。
(大神神社 1 / 大神神社 2 / 狭井神社 / 龍穴神社 / 龍穴神社 (動画))
9月
- 2019年9月25日 奈良・丹生川上神社中社、天河弁才天、丹生川上神社下社お参り
- 今回は三輪山や龍穴神社より更に南方へ向かう。まず丹生川上神社中社へ。東の瀧にて龍を供養。
次に何年かぶりで天河弁才天社へ。本殿横にて龍を供養。さらに高倉山にも参拝。帰路には丹生川上神社下社へ。
二頭の神馬が物憂げな感じ。
この度は作業はやや中休みという印象。あるいは「念のための一手」という印象。これも悪くない。
(丹生川上神社中社 1 (3枚) / 丹生川上神社中社 2 / 丹生川上神社中社・東の瀧 (3枚) / 天河弁才天社 (3枚) / 天河弁才天社・高倉山 / 丹生川上神社下社 (3枚))
10月
- 2019年10月15日 上賀茂神社お参り
- 初秋の上賀茂へお参り。まず駐車場横から神山(こうやま)を遙拝後、上賀茂神社にお参り。
楼門正面の玉橋を普請中。続いて二葉姫稲荷神社へ。今日は八嶋龍神さんにどうしても目が行く。
(上賀茂神社・神山 / 上賀茂神社・楼門 / 上賀茂神社・玉橋 / 上賀茂神社 / 上賀茂神社・渉渓園 / 二葉姫稲荷神社参道 / 二葉姫稲荷神社・八嶋龍神) - 2019年10月21日 仁和寺お参り
- 声を張って読経したいと思い、朝から仁和寺御影堂へ。
全く気がついていなかったがこの日はお大師さんの日(21日)でまもなく御影供が始まってしまった。
そのまま外陣でひっそりと参列させて頂く。御影供の後、役僧の旧知の友人に出会い、
改修後の特別拝観受付中の観音堂に通して貰う。観音堂の内拝はこういう時でもなければできない。
本尊の千手観音さん、思わず合掌したまましばらく見入ってしまう。
偶然に偶然が重なって良いお参りをさせて頂いた。
(仁和寺・御影堂 (3枚) / 仁和寺・観音堂 (3枚)) - 2019年10月27-28日 玉置神社、花の窟神社、伊勢神宮、長滝白山神社、白山中居神社お参り
- 6月から新たな段階に入ったこの「水巡り」、新たな次元の皮切りの締めくくりは、
7月以来白山から若狭・貴船・上賀茂・京都・東大寺二月堂・三輪山・龍穴神社・丹生川上神社・
天河弁才天と改めて繋ぎ直してきた水を、熊野の奥宮・玉置神社に繋ぎ、花の窟神社・
伊勢神宮と巡らして再び白山へと環流させ、ウロボロスの円環を閉じる作業となる。
昨年の節分以来となる玉置神社は、特に行事がある訳でもないのに駐車場に異様に車が多い。 最近テレビでの紹介もあったそうだが、それにしても最近とみに参拝者が多いとのこと。 本殿にお参りの後諸社を参拝しながら玉置山のコアである玉石社へ。お参りの後、御宝前にて龍に供養。 これまでの様に水平方向ではなく垂直に地中深く刺さる龍脈のイメージが湧き上がる。地殻深くに刺さる流れ。
(玉置神社 (4枚))
続いて花の窟神社へ。花の窟は海中の龍宮城のイメージ。イザナミさんの横で龍を供養。
(花の窟神社 (4枚))
伊勢市内で宿泊し28日朝からまず外宮にお参り。いつもながら外宮は「米蔵」あるいは丼に大盛りのご飯のイメージ。 続いて外宮の別宮の一つ月夜見宮へ。境内の参拝客の邪魔にならない場所で龍に供養。やはり伊勢も龍宮城に近い。 海の民との密接な関わりを感じる。海で熊野や花の窟と繋がっている。
(外宮 (4枚) / 月夜見宮 (3枚))
続いて内宮へ。やはり内宮は「上昇」の流れを感じる。空高くそびえ立つ巨大なオベリスクのイメージ。
(内宮 (4枚))
内宮への参拝終わって伊勢の真北に位置する白山へと向かう。 まず長滝白山神社に参拝、そして石徹白の白山中居神社へ。本殿に参拝後そのまま御宝前にて龍に供養。 白山から流れ出で宇宙を巡り白山に還る流れをゆっくり丁寧に観想す。 一つ終わった、という感じ。劇的ではないが静かな充実感。
日の入り前に白山中居神社を後にし帰路につく。日没前にお参りが完結して良かった。
(長滝白山神社 (4枚) / 白山中居神社 (7枚))
11月
- 2019年11月2日 上賀茂神社お参り
- 水巡りの新たな次元の最初の一巡が終わったことを上賀茂の神々にご報告する。本殿でも摂社・新宮神社でも、
目に見えない水の道をとうとうと水が流れているのを感じる。これまでとは全く違う。
今のこの流れの大きさに比べればこれまでは小川。
10月の一巡完結後、堰を切ったようにつぎつぎ使命がやってきている。 これらを一つ一つしっかりと果たしていかなければならない。 - 2019年11月5日 (番外編) 山形・西蔵王三百坊、清水観音お参り
- 実家への帰省と合わせ、西蔵王・瀧山(りゅうざん)の十一面観音、そして清水観音お堂横の水神さんにお参り。
瀧山をのぞむ高原にて龍を供養す。ここでも一つ、大事なお仕事を頂く。
(瀧山 (3枚)) - 2019年11月13日 上賀茂神社お参り
- 上賀茂・二葉姫稲荷神社に常のお参り。
- 2019年11月27日 若狭・天徳寺、鵜の瀬、若狭彦神社、若狭姫神社お参り
- 新月のお参り。秋の深まる若狭へ。前回8月1日は若狭から岐阜の白山美濃馬場へ向かったこともあり、
若狭彦・若狭姫神社の遠敷明神さんを十分にお参りすることが出来なかった。
そこで今回は、ここも宝珠ゆかりの若狭彦神社・若狭姫神社をしっかりお参りし、
遠敷明神さんと繋がる龍をご供養することを第一の目的とした。
まず天徳寺瓜割の滝。瓜割りの水を通して白山の十一面観音を観ずる。御宝前にて龍さんを供養。 次に遠敷明神降臨の地、鵜の瀬にお参り。龍を供養す。そして若狭彦神社へ。凛とした雰囲気。御宝前にて龍を供養。 続いて若狭姫神社へ。 本殿とと各摂社にお参りの後、境内摂社の一つ潮盈珠・潮乾珠を護る玉守神社の御宝前で龍さんを供養する。 最後に小浜市内、空印寺境内の八百比丘尼入定窟にお参り。白椿が美しい。
(天徳寺 (4枚) / 鵜の瀬 (5枚) / 若狭彦神社 (3枚) / 若狭姫神社 (5枚) / 八百比丘尼入定窟 (2枚))
12月
- 2019年12月22日 三輪山登拝
- 個人的に毎年冬至恒例の三輪山登拝へ。昨年は悪天候の為断念したが、今年は何とか天気は持ちそう。
体調は絶好調ではなかったが、登拝後の帰り道は気持ちも身体もすっきりしてすんなり降りて来ることができた。
(三輪山 (5枚)) - 2019年12月26日 京都・洛北巡拝
- 京都洛北は京都の水源の地。二葉姫稲荷神社をお護りされている方からの紹介で、洛北の水の神々を巡拝する。
まずはいつもの上賀茂神社、二葉姫稲荷神社、大田神社お参り。 二葉姫稲荷さん境内の八嶋龍神さんにて龍をご供養。
(上賀茂神社 (5枚) / 二葉姫稲荷神社 (4枚) / 大田神社 (2枚))
次に上高野の崇道神社。早良親王を祀る。いつも若狭への道すがら気になりながらも横目で通り過ぎていた神様。 境内は思いの外奥深くみっしりしており、しかも澄んだ空気。 早良親王はいわゆる怨霊とされているが、ここは怨霊を「封じる」のではなく、 明確に「居場所を作る」ことによって高い次元に昇華されているように感じる。
(崇道神社 (4枚))
次に岩倉を経て二ノ瀬へ。まず「奉先堂碑」横から大日大聖不動尊の瀧場へ。山懐へ入ったところにあるが、 天が開いていて空気が淀んでいない。更に守谷神社・冨士神社へ。去年の台風で大木が倒れ被害甚大。 しかし奇跡的に社殿への被害がほとんど見られない。大木も社殿の間を狙うように倒れている。 祀られている惟喬親王の力か。
(大日大聖不動尊の瀧 (5枚) / 守谷神社 (7枚))
次に貴船神社奥宮へ。境内に入ると空気が変わる。息がしやすい。お参りの後本殿横で龍さんを供養。
(貴船神社 (4枚))
芹生峠を越え周山街道を経て岩戸落葉神社へ。二ノ瀬もそうだったが一時期は上賀茂神社の神領だったとのこと。 林業の地だけに立派な社殿。本殿の後ろには巨大な磐座があり、これがこの神社の本体と思われる。 この小野の里の奥、大森の地は惟喬親王終焉の地。晩年、御所の上流に当る雲ヶ畑で亡くなるのを憚られ、 永年慣れ親しんだ雲ヶ畑を離れて大森の地に移られたとのこと。
(岩戸落葉神社 (6枚))
最後に、惟喬親王を思いながら鴨川の源流雲ヶ畑の惟喬神社へ。ここも、本殿奥に磐座が見える。 惟喬親王は不遇な身の上にも関わらず腐らず恨まず、怨霊化しなかった。その精神性の高さに感銘を受ける。 また惟喬親王ゆかりの地と上賀茂神社とが重なっているのが気になる。 両者に何らかの関わりがあったのかは分からないが、調べてみたいところである。
(惟喬神社 (4枚))
洛北は京都の水を護る神様が多く祀られている。 この世の次元のみならず神ほとけの次元においても京都のそして世界の水が淀まぬよう祈念する。