多羅菩薩祈願所 真言宗単立寺院 青蓮庵 多羅菩薩祈願所 真言宗単立寺院 青蓮庵

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2024年(令和6年)年間行事

毎月18日多羅菩薩縁日祈祷
毎月20日十一面観音縁日祈祷
毎月28日不動明王縁日祈祷
1月1日修正会
2月3日(節分)星供
3月20日(春分の日)春期彼岸会
4月8日仏生会(お花祭り)
6月15日弘法大師降誕会
8月16日盂蘭盆会・施餓鬼会
9月22日(秋分の日)秋季彼岸会
12月8日成道会

2024年(令和6年)法会の記録

不動明王縁日祈祷

日時 2024年12月28日(土)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 不動法ならびに理趣三昧法会 厳修

結願のご報告
 本日は今年最後の縁日祈祷となりました。
 当庵不動明王様は本年7月23日に越前・朝日観音福通寺様より御遷座頂いて以来、 当庵の守護尊として甚大なる力を発揮しておられます。 拝むほどにその色彩は鮮やかになり、眼は輝いて参ります。 庵主の意思や認識の範囲を超えてその働きを力強く巡らしておられるのを強く感じます。
 本年最後の縁日祈祷に当たり、三箇座の修法を通じ一年の息災に感謝を捧げました。

十一面観音縁日祈祷

日時 2024年12月19日(金)午後9時開白(逮夜参り)

場所 青蓮庵道場

内容 十一面観音法 厳修

結願のご報告
 12月20日午前1時過ぎ、今月の十一面観音縁日祈祷逮夜参り結願致しました。 十一面観音供養法 三箇座を通じて、白山本地仏の十一面観音を勧請して所願成就を祈念致しました。
 本日の修法では特に白山の眺めがありありと目に浮かび、 そのヴィジョンの中で白山本地の十一面観音を観想しながらの修法となりました。 やはり夜間の修法は外の雑音もなく深く瞑想に入るには最適なようです。 当面、十一面観音縁日祈祷は今回と同様縁日前夜に逮夜参りとして修して参りたいと思います。

本尊・多羅菩薩縁日祈祷

日時 2024年12月18日(水)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法ならびに理趣三昧法会 厳修

結願のご報告
 本日の多羅菩薩縁日祈祷、結願いたしました。 僧侶の役割はご葬儀やご法事など人前でのご供養や また施主様や自らの願いを祈念するご祈願などがありますが、 それら以上に、仏を供養する行法(行法)が密教僧としての根幹であるということを 改めて実感する本日の修法でした。

成道会

期日 2024年12月8日(日)午前9時 開白

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法、理趣三昧法会、ならびに不動法 厳修

 12月8日は釈尊(お釈迦さま)が悟りを開かれた(これを成道(じょうどう)と呼びます)日とされています。 僧侶の本分は、自らも修行を積み自分自身の悟りを目指すことにあります。 その道のりは果てしなく、1回や2回の一生ではそこに到達することはできないのかも知れません。 しかし、先師・先達の方々は私たちに様々な悟りへの道筋を残しました。 我々密教僧はその様々な道筋のうち特に密教と呼ばれる方法論を受け継いでその修法を重ね、 即身成仏(あるいは生前脱解とも)を目指しています。 この釈尊成道の日に当たり成道会(じょうどうえ)を開筵し、解脱への決意を新たにしたいと思います。
 当日は随時ご参拝いただけます。また当会でのご祈願・ご供養も承ります。 詳細はメールあるいは電話にてお問合せ下さい。
 お問合せ先:
 真言宗単立寺院 青蓮庵
 電話/FAX: 075-432-8250
 E-Mail: jikan★shoren-an.com (★を@に置き換えて下さい)

結願のご報告
 本日の成道会、先ほど結願いたしました。
 密教僧にとって解脱に向かうための方法の中心は密教の行法(ぎょうぼう)です。 行法の中で行者は本尊と一体となることを目指します。 「一体となる」というよりも「本来一体であったことをありありと思い出す」と言うべきかも知れません。 行者と衆生と仏とが本来不可分であり宇宙に遍満していることを明らかに「思い出すこと」を行法の中で 目指しています。
 本日の成道会に当たり、まず午前中には当庵本尊・多羅菩薩の行法を修し、 正午からは釈尊の成道を祝すべく理趣経の読誦を中心とする理趣三昧法会を開筵し、 そして午後には当庵本尊・多羅菩薩の脇侍であり当庵の守護を司る不動明王の行法を修しました。 これらの1日の修法を通じ、解脱即ち「存在」の全体、不可分なる宇宙への「回帰」への決意を新たに致しました。

不動明王縁日祈祷

日時 2024年11月28日(木)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 不動法ならびに理趣三昧法会 厳修

結願のご報告
 本日の不動明王縁日祈祷 三箇座の修法、終了しました。
一日の修法を通じて不動明王を供養すると共に、昨日も能登で大きな地震がありましたし、 正月の地震から断続的に続く自然災害の終息を初め内外の息災を祈念致しました。
 不動明王様に北陸・福井県の朝日観音福通寺様より当庵に御遷座頂いてはや四ヶ月、 まるで開庵当初からおられるように当庵仏堂に馴染んでおられます。 お不動さんがあの世とこの世でしっかり活動できるよう、ご供養を深めて参りたいと思います。

十一面観音縁日祈祷

日時 2024年11月19日(火)午後9時開白(急な法務により日程が変更になりました)

場所 青蓮庵道場

内容 十一面観音法ならびに理趣三昧法会 厳修

結願のご報告
 逮夜参りの行法に始まる三箇座の修法、終了しました。 今回は法務の関係で夜間の修法となったが、やはり夜の行法の方が深く沈潜しやすい様な気がする。 水の底に沈んでいるような感覚。昼と夜のいわゆる気の流れの違いも関係しているのだろうか。 東大寺二月堂で修される修二会の十一面悔過の行法も夜7時頃から夜半まで行われるが、 しばらく十一面観音縁日祈祷については夜間に修法してみようと思う。

本尊・多羅菩薩縁日祈祷

日時 2024年11月18日(月)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法ならびに理趣三昧法会 厳修

結願のご報告
 本日の京都は時折時雨れるあいにくの天気でしたが、朝の開白の行法は朝日を浴びながらの修法となり、 また昼からの法要ではお勤めが始まると雲間から陽が射す、穏やかで気持ちの良い修法でした。
 得度から20年近くが経ち、以来日々修法を重ねて参りましたが、改めて本尊はじめ当庵の諸尊にお越し頂き こうして修法を修すことができることを改めて有り難く感じると共に、 ここへ来て更に修法を深化させるために、今自分には教相(修法など密教の実技的・技術的な側面に対し、 密教の哲学的・理論的側面)の更なる研究が必要であるということを強く感じました。
 さらに一段先の修法に進めるよう、日々の生活という土台も含め、 密教行者としての在り方をより洗練して行きたいと思う一日でした。

不動明王縁日祈祷

日時 2024年10月28日(月)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 不動法ならびに理趣三昧法会 厳修

結願のご報告
 本日の不動明王縁日祈祷、三箇座の修法終了しました。
 白山(十一面観音・龍神)ゆかりのお寺より遷座されてきた不動明王像、 その後にもやはり龍が付き随っているという示唆を得て、当会本尊・不動明王と共に龍神を併せて供養致しました。 お像には顕われていませんが、お不動さんの後ろ、 頭上に龍が控えていると観じるとしっくりくるような気がします。
 また、修する毎にお像の輪郭がよりはっきりとし、四季彩が鮮やかになるような気がします。 仏を供養することの意義を改めて確認させられるような気が致します。

十一面観音縁日祈祷

日時 2024年10月20日(日)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 十一面観音法ならびに理趣三昧法会 厳修

当日経過報告

本尊・多羅菩薩縁日祈祷

日時 2024年10月18日(金)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法ならびに理趣三昧法会 厳修

結願のご報告
 本日の多羅菩薩縁日祈祷、結願致しました。 三箇座の修法を通じて多羅菩薩を供養し、衆生の抜苦与楽と福徳円満を祈念しました。 本日の多羅さんはなんだか恰幅が良いように感じられました。
 三座目の結願行法では比較的深い三昧に入ることができました。 行者・本尊・衆生が遍法界にして不二なること、薫習して参りたいと思います。

不動明王縁日祈祷

日時 2024年9月28日(土)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 不動法ならびに理趣三昧法会 厳修

当日経過報告

秋季彼岸会

期日 2024年9月22日(日・秋分の日)午前9時 開白

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法、理趣三昧法会、ならびに十一面観音法 厳修

「彼岸」とは「向こう岸」を意味し、仏の世界・本質の世界のことを指します。これに対し 私たちが普段生きている、ものごとの上辺に囚われた世俗の世界・「この世」の世界は 「此岸」(しがん)と呼ばれます。つまり、彼岸とは輪廻の海を超えた涅槃の世界でもあります。 仏の世界を目指す者は即ち彼岸を目指しており、本質の悟りを得て彼岸に至る事を「到彼岸」と言います。 出家者も在家者も仏の世界を目指す者は、それぞれの立場や与えられた役割を果たしながら日々 それぞれの修行を重ねる訳ですが、特に春と秋の年2回、 春分の日と秋分の日を挟んだ七日間行われる法会を「彼岸会」と呼びます。 昼と夜の両岸が等しくなるこの時期は彼岸から此岸に渡るに時分相応であり、 また太陽が真東から登り真西に沈むことは仏法の中道を表すものであり、 また寒さも暑さも和らぐこの時期は法会執行の好節でもあるとされます(法蔵館『密教大辞典』)。

当庵では彼岸の中日に当たる秋分の日、本尊多羅菩薩及び不動明王の修法、並びに理趣三昧法会を厳修し、 故人の追福菩提と法界衆生の息災延命・滅罪生善を祈念します。 当法会にてご供養・ご祈願を希望される方は当庵までお申込みください。 ご故人のご供養に当たっては経木の塔婆を建立した塔婆供養を行い、 ご祈願の方にはご希望に応じて紙製或いは木製の御祈祷札を授与致します。 ご参列を希望される方も予め当庵までご一報下さい。
 なおご供養・ご祈願は遠隔でも承ります。当庵までご相談ください。

 お申込み先:
 真言宗単立寺院 青蓮庵
 電話/FAX: 075-432-8250
 E-Mail: jikan★shoren-an.com (★を@に置き換えて下さい)
ご祈願・ご供養の詳細については当庵ホームページ内 「ご祈願・ご供養」をご覧下さい。

当日経過報告

十一面観音縁日祈祷

日時 2024年9月19日(木)午前9時開白
 (2024.9.15追記:日程が変更になりました。 法務の都合により、今月は逮夜参り(前日参り)となります。)

場所 青蓮庵道場

内容 十一面観音法ならびに理趣三昧法会 厳修

当日経過報告

本尊・多羅菩薩縁日祈祷

日時 2024年9月18日(水)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法ならびに理趣三昧法会 厳修

当日経過報告

菊理媛命(白山妙理権現)尊像 開眼供養法会

日時 2024年9月9日(月)午後2時頃より

場所 青蓮庵道場

内容 菊理媛命(白山妙理権現)尊像 開眼供養
 この度ご縁あって西川麻子・増田恵殿・岩井友美殿より 菊理媛命(白山妙理権現)の尊像を御寄進頂きました。 つきましては、当尊像の開眼供養法会を執り行います。
 当庵仏堂のスペースの関係上参列者の定員が限られますので、 ご参列ご希望の方は予め当庵までお問い合わせ下さい。

法会終了の御報告
 寄進主様方はじめ4名様ご参列のもと、開眼供養法会滞りなく終了しました。
 伊弉諾・伊弉冉両神の間を取り持ち、また龍を化身とし十一面観音を本地仏とする白山妙理権現として、 和合結縁・滅罪生善・除災与福の御神徳を以て一切衆生の福徳円満ならんことを祈念致しました。

菊理媛命開眼壇
<開眼供養の祭壇>

菊理媛命尊像
<西川麻子氏筆・菊理媛命>

青蓮庵須弥壇全景
<青蓮庵・須弥壇全景>

明神壇
<青蓮庵・明神壇>

不動明王縁日祈祷

日時 2024年8月28日(水)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 不動法ならびに理趣三昧法会 厳修

行法結願の御報告
 本日の不動明王縁日祈祷、結願致しました。 今回は先月23日に当庵に不動明王様をお迎えして初めての縁日祈祷となりました。 本日一日の修法を通じて不動明王様をご供養し、当庵にいらして頂いた感謝を捧げ、 除災与福を祈念致しました。

十一面観音縁日祈祷

日時 2024年8月20日(火)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 十一面観音法ならびに理趣三昧法会 厳修

当日経過報告

本尊・多羅菩薩縁日祈祷

日時 2024年8月17日(土)午後3時開白

(日程が変更になりました。(8/16追記))

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法ならびに理趣三昧法会 厳修

当日経過報告

盂蘭盆会ならびに施餓鬼会

日時 2024年8月16日(金)午前9時 開白、正午より法要

場所 青蓮庵道場

内容 理趣三昧法会ならびに施餓鬼会厳修

<お盆の由来>
 盂蘭盆会、いわゆる「お盆」の由来は『盂蘭盆経』にあると言われています。 このお経(仏の教えを伝える物語)によると、釈尊(お釈迦様)の十大弟子の一人で 神通第一と言われた目連(もくれん)尊者が、その神通力により亡くなった自分の母親の様子を 見てみると、母親は餓鬼道に堕ちて苦しんでいるのを発見しました。 そこで水や食べ物を母親に送るものの、餓鬼世界のことゆえそれらは母親の口に入る前に全て炎となり 母親の飢餓を癒やすことができませんでした。困り果てた目連尊者が釈尊に相談したところ、 折しも「夏安居」(げあんご; 普段は各地を移動しながら遊行している比丘・比丘尼 (釈尊について出家した男女の仏弟子)たちが、雨期に当たる3ヶ月間は一か所に定住し、 日頃自分たちがどうしても犯してしまう罪障(ざいしょう)の懺悔(さんげ)のために修行に専念する) の時期であり、夏安居の最終日に当たる7月15日に、釈尊と修行の仲間である比丘・比丘尼たちに 食べ物などの施しを行えば、その一端は母親の口に届くであろうと言われました。 そこで目連尊者はその教えを実行したところ、比丘・比丘尼たちは大いに喜び、 また母親も餓鬼道から救われたということです。 この故事から、ご先祖や亡くなられた方々の供養の為に精霊棚を作りお供えをし、 棚経(たなぎょう)とも呼ばれるお経を上げる「お盆」の習慣が始まったと言われています。

<青蓮庵の盂蘭盆会・施餓鬼会>
お盆の時期は地方により新暦の7月13日から16日あるいは旧暦7月に当たる8月とされますが、 当庵では、旧暦7月の「送り盆」に当る8月16日の正午より、本尊多羅菩薩の御宝前にて 理趣三昧法会を厳修し、先亡の諸精霊の救済を祈ります。 (なお京都市内ではこの日の夜に「五山の送り火」が焚かれます。)
また盂蘭盆会法要に引き続き、親族や縁者にかえりみられない全ての精霊(しょうりょう)や 人間以外の全ての生き物も含め、全ての精霊のご供養のために、施餓鬼会を厳修致します。

当庵盂蘭盆会法要にてご故人・ご先祖様のご供養をご希望される方は、

を添えて当庵までお申し込み下さい。本尊の御宝前に各精霊の経木塔婆をお祀りし、 願主様のお名前とご故人のご戒名を読み上げてご供養させて頂きます。

お申し込み先:
 真言宗単立寺院 青蓮庵
 電話/FAX: 075-432-8250
 E-Mail: jikan★shoren-an.com (★を@に置き換えて下さい)

当日経過報告

不動明王開眼供養法会

日時 2024年7月23日(火)午後1時半頃より

場所 青蓮庵道場

内容 不動明王立像 開眼供養
 この度ご縁あって福井県越前町の朝日山福通寺様より不動明王像を当庵にお迎えすることとなりました。 御遷座にあたり、福通寺住職藤川師を導師に迎え不動明王 開眼供養法会を執り行います。
 なお当庵仏堂のスペースの関係上参列者の定員が限られますので、 ご参列ご希望の方は予め当庵までお問い合わせ下さい。

法会終了の御報告
 本日の不動明王開眼供養法会、無事に終了致しました。 仏法の守り神であると共に行者の守護でもあるお不動さんを当庵に迎え、 私も密教行者としてまた新たな歩みを進めることになったということを痛感しております。 これまでは本尊多羅菩薩と共に二人三脚で進んで参りましたが、 これからは多羅さんとお不動さんと三人四脚で、密教行者の道を進んで参りたいと思います。  また、当庵ならびに行者を守護するのみならず、 この大聖不動明王の威光が世間の一切の魔を降伏し、一切衆生の正覚円満ならんことを祈念致します。
青蓮庵 本尊ならびに脇侍不動明王  青蓮庵 不動明王

十一面観音縁日祈祷

日時 2024年7月20日(土)午前8時開白(7/16追記:急な法務により下記の通り時間が変更となります。)

場所 青蓮庵道場

内容 十一面観音法ならびに理趣三昧法会 厳修

行法結願の御報告
 本日はいつもよりタイトなスケジュールとなりましたが、
その分修法にはコンパクトに集中して臨むことができました。 密教僧の本分は修法であり、修法を通じて仏の功徳と行者の功徳と衆生の功徳とを繋いで行くことだということを 改めて実感致しました。
 この後は法務のため、十一面観音を本地仏とする白山のお膝元である福井県内に向かいます。 座を変えてより間近から白山の十一面観音を拝みたいと思います。

多羅菩薩縁日祈祷

日時 2024年7月18日(木)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法ならびに理趣三昧法会 厳修

行法結願の御報告
 本日の京都は梅雨明けかと思われるような晴天となりました。 当庵では常日頃本尊多羅菩薩様の元お勤めをしておりますが、 本日御縁日の多羅菩薩様はとりわけ華やかなお姿に見えました。 当庵の前庭・参道横に咲く熱帯睡蓮の青い花は多羅菩薩の持物(じもつ)でありシンボルなのですが、 その瑞々しい姿と多羅菩薩がはっきりと重なって見えました。
 この暑さの中、多羅菩薩様の爽やかで涼やかな慈悲がこの世・あの世の全てに広がってゆくことを 改めてお祈りしたいと思います。
青い睡蓮

十一面観音縁日祈祷

日時 2024年6月20日(木)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 十一面観音法ならびに理趣三昧法会 厳修

行法結願の御報告
 本日の十一面観音縁日祈祷 二座の行法と理趣三昧法会、結願致しました。 いつもながら毎月18日の多羅菩薩縁日祈祷の後、20日の十一面観音縁日祈祷を修していると、 多羅菩薩と十一面観音のエネルギーの質の違い・ベクトルの違いを改めて感じます。 多羅菩薩は温かく包み込んで下さるような感覚や周囲に慈悲の力が流れ出す感覚があるのですが、 十一面観音は垢穢(くえ)をさっぱりと洗い流して下さるような感覚や 仏の世界の慈悲がこの世にもたらされるような感覚があります。  言葉ではなかなか表しきれないのですが、いずれにしても私にとっては多羅菩薩と十一面観音とは 経糸と緯糸のように互いに相補的な存在なのかなと改めて思います。

多羅菩薩縁日祈祷

日時 2024年6月18日(火)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法ならびに理趣三昧法会 厳修
 ※ 各座の開始時間が下記の通り変更になりました(2024年6月17日追記)

行法結願の御報告
 本日も若干名のご参拝のお客様をお迎えし多羅菩薩縁日祈祷執り行いました。 昨夜からの雨は昼前には上がり、空が明るくなりつつある中の法要となりました。 修法の「通り」も良く、多羅菩薩さんもすっきりと冴えておられました。 本日一日を通じて多羅菩薩を供養し、施主様の祈念・祈願をお伝えし、 多羅菩薩の慈悲がこの世と法界に巡るようお祈り申し上げました。

十一面観音縁日祈祷

日時 2024年5月20日(月)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 十一面観音法ならびに理趣三昧法会 厳修

当日経過報告

多羅菩薩縁日祈祷

日時 2024年5月18日(土)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法ならびに理趣三昧法会 厳修

行法結願の御報告
 爽やかな晴天の中、本日は関東方面と大阪方面よりご参拝においで頂きました。 皆様真っ直ぐな心で多羅さん・仏さんと向かい合っておられて、 多羅さんもとてもお喜びでした。本日は遠方よりようこそお参り頂きました。
 この地で多羅菩薩の場を開いて、これまでにも増して多羅さんに人々をお引き合わせする 機会が増えて参りました。ここが多羅菩薩と出遭える場、仏の世界・本質の世界と出遭える場となるよう、 修法を重ねて参りたいと思います。

十一面観音縁日祈祷

日時 2024年4月20日(土)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 十一面観音法ならびに理趣三昧法会 厳修

行法結願の御報告
 本日の縁日祈祷 修法三箇座、滞りなく終了しました。
 本日も白山本地仏の十一面観音を勧請しご供養申し上げました。 十一面観音を通じ天の水・本質の水・慈悲の水を地上・この世に降ろし、 多羅菩薩を通じてその水をこの世に巡らす、そういう場を作って参りたいと思います。

多羅菩薩縁日祈祷

日時 2024年4月18日(木)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法ならびに理趣三昧法会 厳修

行法結願の御報告
 本日の法会、結願致しました。本日の多羅菩薩さんも真っ直ぐに微笑んでおられました。
 当庵をこの地に移転して半年を過ぎ、少しずつ参拝の方もお越しになるようになって参りました。 真っ直ぐに生きておられる方にお参り頂くと、お堂もすっきり明るくなるように感じられます。 多羅菩薩さんはじめ神様や仏様は、真っ直ぐ真摯に生きておられる方が好きなのだなと改めて思います。

仏生会

期日 2024年4月8日(月) 午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容

4月8日は仏教の開祖釈尊(お釈迦様)のお誕生日に当ります。 釈尊のお誕生日の法会は「仏生会」あるいは「降誕会」「お花まつり」とも呼ばれ、 小さな子供のお姿の釈尊のお像に産湯に見立てた甘茶をかける風習から 「灌仏会」と呼ばれることもあります。 当庵では釈尊のお誕生日を祝して理趣三昧法会ならびに本尊・多羅菩薩を供養する 多羅菩薩秘法供を厳修し、仏の道を示して下さった釈尊に感謝を捧げます。
 当法会でのご祈願・ご供養を希望の方はメールあるいは電話・FAXにてお申し込み下さい。
 お申込み先:
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 電話/FAX: 075-432-8250
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ご祈願・ご供養の詳細については当庵ホームページ内 「ご祈願・ご供養」をご覧下さい。

結願の御報告
 京都は桜が満開を迎えております。本日は時折雨が降るしっとりとした天気です。
 本日の仏生会三箇座の修法を通じ、得難き人身を得、遇い難き仏教、密教に遭えた事に感謝を捧げ、 更なる精進を誓い、また当庵施主各位各家の先祖代々菩提、家内安全、身体健全、諸願成就、そして 一切衆生の抜苦与楽をお祈り致しました。
 本質の世界を目指す歩みを、これからも進めて参りたいと思います。

春季彼岸会

期日 2024年3月20日(水・春分の日)午前9時 開白

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法、理趣三昧法会、ならびに十一面観音法 厳修

「彼岸」とは「向こう岸」を意味し、仏の世界・本質の世界のことを指します。これに対し 私たちが普段生きている、ものごとの上辺に囚われた世俗の世界・「この世」の世界は 「此岸」(しがん)と呼ばれます。つまり、彼岸とは輪廻の海を超えた涅槃の世界でもあります。 仏の世界を目指す者は即ち彼岸を目指しており、本質の悟りを得て彼岸に至る事を「到彼岸」と言います。 出家者も在家者も仏の世界を目指す者は、それぞれの立場や与えられた役割を果たしながら日々 それぞれの修行を重ねる訳ですが、特に春と秋の年2回、 春分の日と秋分の日を挟んだ七日間行われる法会を「彼岸会」と呼びます。 昼と夜の両岸が等しくなるこの時期は彼岸から此岸に渡るに時分相応であり、 また太陽が真東から登り真西に沈むことは仏法の中道を表すものであり、 また寒さも暑さも和らぐこの時期は法会執行の好節でもあるとされます(法蔵館『密教大辞典』)。

当庵では彼岸の中日に当たる春分の日、本尊多羅菩薩及び十一面観音の修法並びに理趣三昧法会を厳修し、 故人の追福菩提と法界衆生の息災延命・滅罪生善を祈念します。 当法会にてご供養・ご祈願を希望される方は当庵までお申込みください。 ご故人のご供養に当たっては経木の塔婆を建立した塔婆供養を行い、 ご祈願の方にはご希望に応じて紙製或いは木製の御祈祷札を授与致します。
 ご供養・ご祈願は遠隔でも承りますが、 当日ご参列を希望される方も予め当庵までご一報頂ければ幸いです。

 お申込み先:
 真言宗単立寺院 青蓮庵
 電話/FAX: 075-432-8250
 E-Mail: jikan★shoren-an.com (★を@に置き換えて下さい)
ご祈願・ご供養の詳細については当庵ホームページ内 「ご祈願・ご供養」をご覧下さい。

結願の御報告
 本日の彼岸会、行法二箇座と法要、無事終了しました。
 「彼岸」とは、「悟りの世界」「本質に目覚めた世界」であって、 単なる死後の「あの世」ではありません。したがって、「彼岸に到る」ことを願うということは、 決して亡くなった方の魂の安寧を祈るのみならず、生きている我々も亡くなった魂もいずれもが 本質の世界に到ることを願うということです。
 本日一日の法会を通じ、当庵施主各家の先祖代々、能登半島地震物故者精霊、 そして有無両縁一切霊等の菩提を祈ると共に、この世での生死を問わず我々の魂の滅罪生善と 解脱への到達を祈りました。

十一面観音縁日祈祷

日時 2024年3月19日(火)午前9時開白
 (今月は縁日当日の20日は春分の日に当り彼岸会と重なるため、 前日参りとして19日に厳修します。)

場所 青蓮庵道場

内容 十一面観音法ならびに理趣三昧法会 厳修

結願の御報告
 本日の十一面観音縁日祈祷、結願致しました。
 今回の修法では、かねてから個人的に感じていた、十一面観音が天の水、 本質の水を地上に降ろすという働きを改めて強く感じました。 これは特に白山の本地仏たる十一面観音に感じる働きのようにも思います。 私の白山を起点とする20年来の「水巡り」のお参りとも呼応しているのだと思います。
 そして、新たな「青蓮庵」の場を得た今、この「場」に十一面観音の働きによって天の水を導く 「柱」を建立することなのだということを強く感じました。 この「柱」は、天と地を繋ぐ龍の働きとも重なり、また天と地を結びつけるククリヒメ (菊理媛)さんの働きとも重なるのだろうと思います。
 これまで、白山-若狭-貴船・上賀茂・清水寺-東大寺二月堂-龍穴神社・丹生川上神社 -玉置神社-伊勢-白山  と巡る「水巡り」のお参り全体を通じて行ってきた、十一面観音を通じて本質の水を地上に降ろし、 多羅菩薩を通じてこの水を衆生に廻らす作業を、この「青蓮庵」を軸に更に深めて行くのが これから為すべきことなのだろうと思います。 言わば、十一面観音の垂直の流れと、多羅菩薩の水平の流れによって「本質の水」を衆生、 この世、そして法界全体に巡らすという作業を、これまで重ねてきた巡礼と共に、 「この場」を軸として深めていくという事かと思います。
 この青蓮庵という場をどのように開いていくべきなのか、昨秋の移転以来ずっと考えているのですが、 全ての基礎となるのが上記のような作業なのだろうということを、本日強く感じました。

多羅菩薩縁日祈祷

日時 2024年3月18日(月)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法ならびに理趣三昧法会 厳修

結願の御報告
(午後5時10分更新) 本日の多羅菩薩縁日祈祷、午後4時45分頃結願致しました。
 本日は大阪市内よりご参拝頂きました。遠路ようこそお参り頂きました。 天気には恵まれたものの風は冷たく時折強く吹き付けるような天気でしたが、 本日の多羅菩薩様は春の日差しのように温かい笑顔でした。
 本日の縁日祈祷は、朝と夕の多羅菩薩の行法と正午からの法要とを厳修致しましたが、 法要では本尊多羅菩薩と共に当庵鎮守の諸大明神を供養致します。 それら明神様の中でも、奈良の三輪山の三輪明神と石川・福井・岐阜の各県にまたがる霊峰白山の 白山権現は当庵にとって大きな柱となられている神様方です。 本日は特に白山権現の存在が大きくクローズアップされた日でもありました。 日本で密教の修行を行う場合は、仏教の諸仏諸菩薩をご供養すると共に、 日本古来の諸大明神を供養し、この日本という場をお借りして修行を行許可を頂き、 この場で修行させて頂けることに感謝を捧げます。
 本日は、仏道修行に於いても日本の神々に見守られ支えられてその修行が成り立っているということを 改めて感じる一日でありました。

十一面観音縁日祈祷

日時 2024年2月20日(火)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 十一面観音法ならびに理趣三昧法会 厳修

当日経過報告

多羅菩薩縁日祈祷

日時 2024年2月18日(日)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法ならびに理趣三昧法会 厳修

当日経過報告

星供

日時 2024年2月4日(日) 午前12時開白(2月3日(土)から変更になりました)

場所 青蓮庵道場

内容 星供如意輪観音法 三箇座厳修(スケジュールが変更になりました)

節分と立春は旧暦の大晦日と正月に当ります。 伝統的な暦における新年を迎えるにあたり、星供を厳修し、 密教占星術において人びとの吉凶禍福を支配すると言われる北斗七星・九曜・十二宮・二十八宿の 各星宿を供養し、新たな一年の無病息災と増長福寿を祈ります。
 この修法は節分の日に修すことが通例ですが、本年は急な法務の都合により当庵では 立春の日に執り行います。
 星宿を供養するには北斗供・本命星供・属星供など様々な修法がありますが、 当庵では本尊・多羅菩薩は観音の変化身であり、また併せて如意輪観音を 勧請していることもあり、北斗七星を統べると言われる如意輪観音を窓口として 如意輪観音法を厳修し、併せて各星宿を供養致します。 星供の詳細は「星供について」をご覧下さい。
 星供での御祈祷をご希望の方は、願主様の氏名・ふりがな・生年月日・住所 ・連絡先(電話・E-Mail)を添えて当庵までお申し込み下さい。 生年月日を元に願主様一人ひとりの吉凶を支配する星(本命星・元辰星・当年星)を求め、 併せて各星宿を供養して願主様一人ひとりの無病息災と増長福寿を祈ります。
 願主様には御祈祷のしるしとして、星供祈祷札を授与致します。 詳細は当庵までお問い合わせ下さい。
 お申し込み・お問い合わせ先:
 真言宗単立寺院 青蓮庵
 電話/FAX: 075-432-8250
 E-Mail: jikan★shoren-an.com (★を@に置き換えて下さい)

当日経過報告

十一面観音縁日祈祷

日時 2024年1月20日(土)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 十一面観音法 三箇座厳修(事情により各座の開始時間を変更しました)

当日経過報告

多羅菩薩縁日祈祷

日時 2024年1月18日(木)午前9時開白

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法 三箇座厳修

当日経過報告

2024年(令和6年)修正会

日時 2024年1月1日(月)午前0時開白

場所 青蓮庵道場

内容 多羅菩薩法 並びに 理趣三昧法会 厳修

 新たな年の幕開けと共に、これからの一年間の修法の成就と法界衆生の諸願成就を本尊多羅菩薩はじめ 諸仏諸神に祈念します。
 また併せて、新年のご祈願・ご供養を承りますので、ご希望の方はメールあるいは電話・FAXにて お申し込み下さい。

当日経過報告

さらに以前の法会の記録

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