2022年(令和4年)年間行事
毎月18日 | 多羅菩薩縁日祈祷 |
毎月20日 | 十一面観音縁日祈祷 |
1月1日 | 修正会 |
2月3日(節分) | 節分会(星供) |
3月21日(春分の日) | 春期彼岸会 |
4月8日 | 仏生会 |
6月15日 | 弘法大師降誕会 |
8月16日 | 盂蘭盆会・施餓鬼会 |
9月23日(秋分の日) | 秋季彼岸会 |
12月8日 | 成道会 |
2022年(令和4年)法会の記録
十一面観音縁日祈祷
日時 2022年12月20日(火)午前8時開白
場所 青蓮庵道場
内容 十一面観音法 三箇座厳修(時間は変更になる場合があります)
- 午前9時より 開白の座
- 午前11時より 第二座
- 午後1時より 結願の座
当日経過報告
- (午後2時更新) 本日の十一面観音縁日祈祷、急用により午後からの厳修となります。
- (午後4時20分更新) 午後4時15分、開白の座、終了しました。
- (午後5時35分更新) この後午後5時45分より第二座厳修します。
- (午後6時50分更新) 午後6時40分、第二座終了しました。
結願の座は午後7時15分より厳修します。 - (午後8時25分更新) 午後8時5分、結願の座終了しました。
本日の十一面観音縁日祈祷は、午前中からバタバタしまして夕方から夜間の厳修となりました。 けれども、夜間の修法は昼間のそれとは違い、仏の世界に深く沈潜してゆくには適した時間帯のようにも 感じられました。東大寺の二月堂で毎年行われる修二会(いわゆるお水取り)も夜間の行法がメインですし、 夜間は昼間とは違った深い行法が可能であるように思われました。 今後の縁日祈祷についても、敢えて夜間の時間帯での厳修も検討したいと思います。
本年の年間行事としての御祈祷は本日が最後となります。 (個々にご依頼頂く御祈願・ご供養はこの限りではありませんが。) 本年一年間、施主の皆様には当庵青蓮庵の活動をご支援頂き、誠に有り難うございました。 改めまして、当庵施主の皆様のご多幸と家内安全・身体健全・諸願成就をお祈り申し上げます。
多羅菩薩縁日祈祷
日時 2022年12月18日(日)午前8時開白
場所 青蓮庵道場
内容 多羅菩薩法 三箇座厳修(時間は変更になる場合があります)
- 午前8時より 開白の座
- 午前10時より 第二座
- 午後5時より 結願の座
当日経過報告
- (午前9時30分更新) 午前9時15分、開白の座終了しました。
本日の多羅さんはいつもにも増してにこやかに微笑んでおられます。 - (午後0時25分更新) 予定よりやや遅れての入堂となり、午後0時20分、第二座終了しました。
第三座結願の座は、諸事情により本日夜の厳修となります。 - (午後4時5分更新) 結願の座は午後5時より厳修いたします。
- (午後7時40分更新) 午後6時35分、結願の座終了しました。
本日の縁日祈祷も含め、当庵や多くのお寺の法会や活動は、沢山の施主様方のお蔭で支えられているものです。 そういうこともあり、僧侶といいますと、供養や祈願など人のために祈ること(利他行)が本分と思われがちですし、 そこに使命感や生きがいを感じる、あるいは感じなければいけないと考えている一般の方・ 僧侶の方も沢山おられるかと思います。
けれども、僧侶の本分は、宇宙の根源であり宇宙の本質の一つの謂いである「仏」を真摯に求め、 「仏」と共に生きることであると私は考えます。 それは「自分のための修行」(自行)であり、利己的で自己満足な行かも知れません。 けれども、自分の全てをかけて「仏」と向かい合う自行を差し置いて「仏」から眼が逸れてしまっては、 他者と仏とを繋ぐ供養や祈願などできません。 ですから、最高の「自行」の延長線上に最高の「利他行」があるのであり、「自行」無くして「利他行」なし、 更に言えば「自行」即ち「利他行」と言っても良いのだと思います。
人々への思い・真心を忘れず、しかし行者の本分であり行者の全ての基礎である「自行」を忘れないことが 重要であるということを、本尊多羅菩薩を前に改めて感じている昨今です。
成道会
日時 2022年12月8日(木)午前10時
場所 山形市内・庵主家持仏本尊 釈迦如来 御宝前
内容
理趣三昧法会 厳修
釈尊(お釈迦さま)は29歳で出家し様々な修行の果て、菩提樹の元で瞑想に入り、
真理を明らかに知ったとされます。この釈尊の「悟り(サンスクリット語で「bodhi」)」により、仏教が
始まりました。この釈尊が悟りを得ることを「成道(じょうどう)」と言います。
日本では釈尊は12月8日に成道したと伝えられています。この日、釈尊の成道に感謝し、
また私たち密教行者自らも釈尊の悟りを追体験しさらに深めるべく
仏道修行を懈怠なく続けて行かんと誓いを新たにするために、この日成道会を厳修致します。
※(2022年12月3日追記:急な法務の都合により、場所を庵主家持仏本尊の釈迦如来御宝前に、
修法を理趣三昧法会一箇座厳修と致します。)
※(2022年12月7日追記:開始時間を繰り上げ、10時開始予定とします。)
当日経過報告
(午前11時15分更新) 午前10時45分、成道会 理趣三昧法会 終了しました。
歴史上の人物であるゴータマ・シッダールタと「釈迦如来」は本来は別ものです。
釈迦如来は宇宙の本質の顕われである「如来」の一尊であり、密教に於いては、
修法を通じ宇宙の本質を身を以て理解し、自身が宇宙そのもの、如来となることを目指します。
ゴータマ・シッダールタの成道、悟りとは、
人間ゴータマ・シッダールタが宇宙の本質それ自体である如来となったということです。
そしてなおかつ、それはゴータマ・シッダールタだけの特権ではなく、
私たちだれもがそこに至ることが重要なポイントです。
ですので、その意味で仏教は、開祖と言われる人間「シッダールタ」を個人崇拝する宗教ではなく、
「シッダールタ」が、我々が如来に至る道筋の一つを身を以て示したことに深く感謝しつつ、
自身の身体を以て自ら如来となるべく修練していく道です。
本来出家者とは、物理的世界を基準に生きる世俗の世界・価値観を離れ、肉眼には見えない、
物理的次元を越えた本質の世界に生きることを、
二十四時間三百六十五日の努力をもって目指す人を指します。
しかしそれは、物理的な身体を持ち社会的しがらみの中で生きていく必要がある以上、
とても難しいことです。
しかし、出家者・密教行者としての本分を常に忘れず、
身は世俗にあっても魂は本質の世界に向ってたゆまず進むことが肝要であると改めて思います。
本日の修正会を通じ、人間シッダールタが如来を目指した道を振り返り、
そしてそれを自らが如来を目指す道を照らす光としたいと思います。
十一面観音縁日祈祷
日時 2022年11月20日(日)午前8時開白
場所 青蓮庵道場
内容 十一面観音法 三箇座厳修(時間は変更になる場合があります)
- 午前10時より 開白の座
- 正午より 第二座
- 午後2時より 結願の座
当日経過報告
- (午前11時50分更新) 午前11時45分、開白の座終了しました。
- (午後1時25分更新) 午後1時20分、第二座終了しました。
- (午後3時25分更新) 午後3時5分、結願の座終了しました。
本日の十一面観音縁日祈祷は、白山の本地仏の十一面観音を勧請し、三箇座の行法を厳修しました。 いつもにも増して粛々とした修法となりました。
当会本尊・十一面観音を供養すると共に、当会願主様の御祈願をお伝えし併せて当庵施主各位・各家の 家内安全・身体健全をお祈り致しました。
多羅菩薩縁日祈祷
日時 2022年11月18日(金)午前8時開白
場所 青蓮庵道場
内容 多羅菩薩法 三箇座厳修
- 午前9時より 開白の座
- 午前11時より 第二座
- 午後1時より 結願の座
当日経過報告
- (午前9時55分更新) 所用により予定より遅れての入堂となり、午前9時50分、開白の座終了しました。
第二座は午前11時00分より開始します。 - (午後0時5分更新) 午後0時、第二座終了しました。
- (午後3時15分更新) 午後2時40分、結願の座終了しました。
本日の多羅菩薩縁日祈祷、三箇座の修法を通じて、本尊多羅菩薩を供養し、施主様各位の願意をお伝えして、 また当庵施主各位・各家の身体健全・家内安全をお祈りいたしました。
本日の修法の中では特に、私たちが「自分」「自己」と呼ぶところの個々の存在と 宇宙全体・存在の全てとの連続性を認識することが密教の修法の柱の一つであるということを改めて実感しました。 これを理念や観念ではなく「実感」に落とすことは容易な事ではありませんが、日々の修法を通じそのリアリティに 到達することが密教の目指すところなのだと思います。
雑務に追われなかなか修法に集中しきれないことも多々ありますが、密教僧・密教行者の本分を中心に据えた生活を 目指したいものです。
十一面観音縁日祈祷
日時 2022年10月20日(木)午前7時開白
場所 青蓮庵道場
内容 十一面観音法 三箇座厳修(時間は変更になる場合があります)
- 午前7時より 開白の座
- 午前9時より 第二座
- 午後1時より 結願の座
当日経過報告
- (午前8時50分更新) 午前8時40分、開白の座終了しました。
- (午前10時50分更新) 午前10時35分、第二座終了しました。
- (午後3時15分更新) 午後3時5分、結願の座終了しました。
本日一日の行法を通じて、十一面観音菩薩を供養すると共に、自身並びに当庵施主の皆様そして一切衆生の
内外清浄(ないげしょうじょう)を祈念致しました。
また同時に、密教修法の修得を目的として高野山で得度してから今年でまる十七年、 自身の修法の在り方、パースペクティブをさらに先へ進めていかねばならないという事を強く感じた本日の修法でした。 当庵ホームページの構成についても再考しているところですが、反映まで今しばらくお待ち頂ければと思います。
多羅菩薩縁日祈祷
日時 2022年10月18日(火)午前7時開白
場所 青蓮庵道場
内容 多羅菩薩法 三箇座厳修
- 午前7時より 開白の座
- 午前9時より 第二座
- 午後11時より 結願の座
当日経過報告
- (午前6時25分更新) 午前7時より開白の座を開始します。
- (午前8時40分更新) 午前8時10分、開白の座終了しました。
- (午前10時50分更新) 午前10時45分、第二座終了しました。
- (午後1時15分更新) 急用のため開始時刻がやや遅れましたが、午後0時55分、本日の多羅菩薩縁日祈祷
結願の座を終了しました。
先月の多羅菩薩縁日祈祷に引き続き、 「行者の修法により作(な)される所の功徳はとりもなおさず一切衆生の功徳となる」ということを 改めて肝に銘じる一日の行法となりました。
秋季彼岸会
期日 2022年9月23日(秋分の日)午前10時 開白
場所 青蓮庵道場
内容 多羅菩薩法、理趣三昧法会、ならびに十一面観音法 厳修
- 午前10時より 多羅菩薩法
- 正午より 理趣三昧法会 並に施餓鬼作法
- 午後2時より 十一面観音法
「彼岸」とは「向こう岸」を意味し、仏の世界・本質の世界のことを指します。これに対し 私たちが普段生きている、ものごとの上辺に囚われた世俗の世界・「この世」の世界は 「此岸」(しがん)と呼ばれます。つまり、彼岸とは輪廻の海を超えた涅槃の世界でもあります。 仏の世界を目指す者は即ち彼岸を目指しており、本質の悟りを得て彼岸に至る事を「到彼岸」と言います。 出家者も在家者も仏の世界を目指す者は、それぞれの立場や与えられた役割を果たしながら日々 それぞれの修行を重ねる訳ですが、特に春と秋の年2回、 春分の日と秋分の日を挟んだ七日間行われる法会を「彼岸会」と呼びます。 昼と夜の両岸が等しくなるこの時期は彼岸から此岸に渡るに時分相応であり、 また太陽が真東から登り真西に沈むことは仏法の中道を表すものであり、 また寒さも暑さも和らぐこの時期は法会執行の好節でもあるとされます(法蔵館『密教大辞典』)。
当庵では彼岸の中日に当たる秋分の日、本尊多羅菩薩及び十一面観音の修法、並びに理趣三昧法会を厳修し、
故人の追福菩提と法界衆生の息災延命・滅罪生善を祈念します。
当法会にてご供養・ご祈願を希望される方は当庵までお申込みください。
ご故人のご供養に当たっては経木の塔婆を建立した塔婆供養を行い、
ご祈願の方にはご希望に応じて紙製或いは木製の御祈祷札を授与致します。
お申込み先:
真言宗単立寺院 青蓮庵
電話/FAX: 075-432-8250
E-Mail: jikan★shoren-an.com (★を@に置き換えて下さい)
なお、当庵は庵主(住職)の修行道場として開かれた経緯から、
現在のところ一般の方がご参拝頂くことはできません。
当庵にて修法後にご報告させて頂く形となりますので、何卒ご了承下さい。
ご祈願・ご供養の詳細については当庵ホームページ内
「ご祈願・ご供養」をご覧下さい。
当日経過報告
- (午前11時45分更新) 午前11時40分、多羅菩薩法 終了しました。
この後正午より理趣三昧法会を厳修します。 - (午後1時10分更新) 午後1時5分、理趣三昧法会並びに施餓鬼作法 終了しました。
本尊多羅菩薩の御宝前において理趣経一巻を読誦し梵唄を奏し神呪を唱え、 当会並びに当庵施主各家先祖代々過去精霊の追福菩提を祈念致しました。 また併せて施餓鬼作法を厳修し、有無両縁一切霊等の疾得成仏を祈りました。 - (午後3時40分更新) 午後3時30分、十一面観音法 終了しました。
本日一日の修法を通じ、当会並びに当庵施主各家先祖代々過去精霊の追福菩提を祈念致しました。 折しも台風の通過に伴い一気に夏が去り秋がやって来ました。気候は穏やかになって参りましたが、 昨今の世情を見るに、本質的問題から目をそらし、或は目をそらせ、 その場しのぎの小手先の細工で本来向かい合うべき問題を先送りにする傾向が顕著に思われます。 この彼岸の時、自らの本分を改めて見据え、自分が為すべきことを粛々と進めて参りたいものです。
十一面観音縁日祈祷
日時 2022年9月20日(火)午前8時開白
場所 青蓮庵道場
内容 十一面観音法 三箇座厳修(時間は変更になる場合があります)
- 午前8時より 開白の座
- 午後10時より 第二座
- 午後1時より 結願の座
当日経過報告
- (午前9時25分更新) 午前9時5分、開白の座終了しました。
- (午前11時25分更新) 午前11時15分、十一面観音法 第二座終了しました。
- (午後3時更新) 本日の十一面観音縁日祈祷 結願の座は、都合によりやや遅れて開始しましたが、
午後2時50分、滞りなく終了しました。
本日の京都は台風一過、青空の覗く穏やかな天気となりました。
毎回感じる事ですが、本日の修法でも十一面観音法は浄化の法だということを改めて感じました。 十一面観音の縁日は毎月20日、多羅菩薩縁日祈祷の2日後ということもあり、 両尊のエネルギーの質の違いがはっきりと感じられます。
本日一日の行法を通じて、十一面観音の御宝前にて、 当会施主の皆様の御祈願並びに当庵施主の皆様の身体健全・当病平癒・息災延命を御祈念致しました。
多羅菩薩縁日祈祷
日時 2022年9月18日(日)午前8時開白
場所 青蓮庵道場
内容 多羅菩薩法 三箇座厳修(時間は変更になる場合があります)
- 午前8時より 開白の座
- 午前10時より 第二座
- 午後1時より 結願の座
当日経過報告
- (午前10時45分更新) 午前10時30分、開白の座終了しました。
- (午後0時10分更新) 予定よりやや遅れての開始となりましたが、 午後0時5分、多羅菩薩法 第二座終了しました。
- (午後16時20分更新) 午後15時、本日の多羅菩薩縁日祈祷、結願の座を終了しました。
朝からの行法三座を通じて本尊・多羅菩薩を供養し、また施主様方の所願を祈念させて頂きました。
本日一日の修法では、浄厳律師(1639-1702)の言われるところの「真言行者 自利利他之行」、 即ち、密教行者が行ずるところの自行(じぎょう)の功徳はそれ自体が法界(ほっかい; 物理的次元を越えた仏の世界、真如の世界)を通じて仏の功徳となり、さらには一切衆生 (いっさいしゅじょう; 全ての生きとし生けるもの)の功徳となる、という言葉を再認識いたしました。
人に知られていようがいまいが、密教行者の行法の功徳、影響はこの宇宙に遍満し、 行ずることそれ自体が自ずと他者の功徳になってしまう。 他者の目を意識することなくただ仏と対峙し修法することに集中すれば、 それが自ずと他者の利益(りやく)となるのだ、ということかと思います。 仏の世界に集中し、法界に生きることが密教行者の本分であるということを忘れずに参りたいものです。
十一面観音縁日祈祷
日時 2022年8月20日(土)午前9時開白
場所 青蓮庵道場
内容 十一面観音法 三箇座厳修(時間は変更になる場合があります)
- 午前9時より 開白の座
- 午後11時より 第二座
- 午後2時より 結願の座
当日経過報告
- (午前8時35分更新) この後開白の座開始します。
- (午前10時40分更新) 午前10時30分、開白の座終了しました。
- (午後0時35分更新) 午後0時30分、第二座終了しました。 結願の座は午後2時開始の予定です。
- (午後4時10分更新) 午後3時55分、本日の十一面観音縁日祈祷、結願の座を終了しました。
本日一日の行法を通じ、十一面観音の強力な浄化力により一切衆生の罪汚れを 洗い浄めて下さるよう祈念致しました。ここで「罪汚れ」とは即ち「本質をわきまえない愚かさ」 のことです。物質界のことのみ、あるいは目先の利益(りえき)に囚われ本質的な次元が見えない 愚かさのことです。しばしば表層にのみ囚われてしまうのは人間の性でもあります。
また同時に、十一面観音の強力な浄化力により、諸病の「身体の滞り」を洗い流して下さるよう 祈念いたしました。
庵主に縁の深い十一面観音様は、東大寺二月堂の十一面観音、聖林寺の十一面観音など 幾つかおられるのですが、 本日の行法では特に白山の本地仏たる十一面観音が表に出てきておられました。 白山の十一面観音は特に荒々しいまでの浄化力が印象的です。今は多少は手荒いほどの浄化力が 必要な時なのかも知れません。
多羅菩薩縁日祈祷
日時 2022年8月18日(木)午前10時開白
場所 青蓮庵道場
内容 多羅菩薩法 三箇座厳修(時間は変更になる場合があります)
- 午前10時より 開白の座
- 正午より 第二座
- 午後2時より 結願の座
当日経過報告
- (午前8時45分更新) この後開白の座開始します。
- (午前11時20分更新) 急な事情により開白の座は10時開始となり、
午前11時15分終了しました。
第二座は正午開始の予定です。 - (午後1時10分更新) 午後1時、第二座終了しました。結願の座は午後2時開始の予定です。
- (午後3時40分更新) 午後3時25分、本日の多羅菩薩縁日祈祷 結願の座終了しました。
特にお盆の季節はお盆の棚経が重なり御法事やご葬儀の法務も多忙になりがちになるのですが、 縁日祈祷は可能な限り一日を行法の時間に充てております。 本日もこうして一日かっちり行法の世界に身を置くことで、 ご葬儀や御法事であっても、その根幹には本尊と行者(僧侶)との間の緊密な関係性があってこそ その意義があるということを再認識いたしました。自行なくして利他行なし。 このことを今後も肝に銘じて参りたいと思います。
本日の縁日祈祷に当たり、今回も施主様より本尊多羅菩薩様への御祈願を承りました。 本日一日の行法に際して皆様の所願、しっかりとご本尊様にお伝え致しました。 ここに改めて、皆様の所願成就をお祈り致します。
盂蘭盆会ならびに施餓鬼会
日時 2022年8月16日(火)午前9時 開白
場所 青蓮庵道場
内容 理趣三昧法会ならびに施餓鬼会厳修
- 午前9時より 盂蘭盆会開白・多羅菩薩法 厳修
- 正午より 盂蘭盆会 理趣三昧法会 厳修
- (理趣三昧法会に引き続き) 施餓鬼会
<お盆の由来>
盂蘭盆会、いわゆる「お盆」の由来は『盂蘭盆経』にあると言われています。
このお経(仏の教えを伝える物語)によると、釈尊(お釈迦様)の十大弟子の一人で
神通第一と言われた目連(もくれん)尊者が、その神通力により亡くなった自分の母親の様子を
見てみると、母親は餓鬼道に堕ちて苦しんでいるのを発見しました。
そこで水や食べ物を母親に送るものの、餓鬼世界のことゆえそれらは母親の口に入る前に全て炎となり
母親の飢餓を癒やすことができませんでした。困り果てた目連尊者が釈尊に相談したところ、
折しも「夏安居」(げあんご; 普段は各地を移動しながら遊行している比丘・比丘尼
(釈尊について出家した男女の仏弟子)たちが、雨期に当たる3ヶ月間は一か所に定住し、
日頃自分たちがどうしても犯してしまう罪障(ざいしょう)の懺悔(さんげ)のために修行に専念する)
の時期であり、夏安居の最終日に当たる7月15日に、釈尊と修行の仲間である比丘・比丘尼たちに
食べ物などの施しを行えば、その一端は母親の口に届くであろうと言われました。
そこで目連尊者はその教えを実行したところ、比丘・比丘尼たちは大いに喜び、
また母親も餓鬼道から救われたということです。
この故事から、ご先祖や亡くなられた方々の供養の為に精霊棚を作りお供えをし、
棚経(たなぎょう)とも呼ばれるお経を上げる「お盆」の習慣が始まったと言われています。
<青蓮庵の盂蘭盆会・施餓鬼会>
お盆の時期は地方により新暦の7月13日から16日あるいは旧暦7月に当たる8月とされますが、
当庵では、旧暦7月の「送り盆」に当る8月16日の正午より、本尊多羅菩薩の御宝前にて
理趣三昧法会を厳修し、先亡の諸精霊の救済を祈ります。
(なお京都市内ではこの日の夜に「五山の送り火」が焚かれます。)
また盂蘭盆会法要に引き続き、親族や縁者にかえりみられない全ての精霊(しょうりょう)や
人間以外の全ての生き物も含め、全ての精霊のご供養のために、施餓鬼会を厳修致します。
当庵盂蘭盆会法要にてご故人・ご先祖様のご供養をご希望される方は、
- 願主様のお名前・ご住所・電話番号
- 御故人の御戒名(あるいは御法名)・俗名・没年月日・享年・願主様との続柄 (分かる範囲・差し支えのない範囲で構いません)
- 「○○家先祖代々過去精霊」でのお申し込みも承ります
お申し込み先:
真言宗単立寺院 青蓮庵
電話/FAX: 075-432-8250
E-Mail: jikan★shoren-an.com
(★を@に置き換えて下さい)
なお、当庵は庵主(住職)の修行道場として開かれた経緯から、
現在のところ一般の方がご参拝頂くことはできません。
当庵にて修法後にご報告させて頂く形となりますので、何卒ご了承下さい。
ご祈願・ご供養の詳細については当庵ホームページ内
「ご祈願・ご供養」をご覧下さい。
当日経過報告
- (午前8時35分更新) 午前9時より開白の座開始します。
- (午前10時30分更新) 午前10時15分、開白の座終了しました。
正午より盂蘭盆会・理趣三昧法要ならびに施餓鬼会を厳修します。 - (午後1時更新) 午後0時35分、本日の盂蘭盆会、
理趣三昧法会ならびに施餓鬼会終了しました。本尊多羅菩薩の御宝前に経木塔婆を建立し、
過現名簿を唱え挙げて、当会施主各家の先祖代々過去精霊(かこしょうりょう)の追福菩提、
並びに当庵施主各家先祖代々過去精霊の追福菩提を祈念致しました。
また続いて施餓鬼会を厳修し、三界萬霊・有無両縁一切霊等 (うむりょうえん いっさいりょうとう; ご縁の有無にかかわらず全ての精霊)の 成仏を祈りました。
京都では本日夕方、三年ぶりに五山の送り火が全面点火されます。 お盆の間こちらの世界に里帰りされていたご先祖様方の魂もこの送り火に見送られてまた 仏の世界に戻られます。過去精霊のあの世での安寧と共に、 この世の安寧を改めてお祈りしたいと思います。
十一面観音縁日祈祷
日時 2022年7月20日(水)午前9時開白
場所 青蓮庵道場
内容 十一面観音法 三箇座厳修(時間は変更になる場合があります)
- 午前9時より 開白の座
- 午後11時より 第二座
- 午後1時より 結願の座
当日経過報告
- (午前8時50分更新) この後開白の座開始します。
- (午前10時45分更新) 午前10時40分、十一面観音縁日祈祷 開白の座終了しました。
- (午後0時10分更新) 午後0時、第二座終了しました。
- (午後2時15分更新) 午後2時15分、十一面観音縁日祈祷 結願の座を終了しました。
十一面観音は水を司る仏であり、浄化の仏でもあります。 本日の修法も、冷たいシャワーを全身に浴びているような清涼感が感じられました。
本日の十一面観音縁日祈祷三箇座を通じ、十一面観音を供養すると共に願主様の御祈願をお伝えし、 また全ての衆生を洗い浄めて下さるよう御祈念致しました。
多羅菩薩縁日祈祷
日時 2022年7月18日(月)午前9時開白
場所 青蓮庵道場
内容 多羅菩薩法 三箇座厳修(時間は変更になる場合があります)
- 午前9時より 開白の座
- 正午より 第二座
- 午後3時より 結願の座
当日経過報告
- (午前8時50分更新) この後、開白の座を開始致します。
- (午前11時更新) 都合によりやや遅れての開始となりましたが、
午前10時50分、開白の座終了しました。
第二座は予定を繰り下げ、正午より開始の予定です。 - (午後2時35分更新) 午後2時30分、第二座終了しました。
- (午後4時30分更新) 午後4時15分、結願の座終了しました。
本日の多羅菩薩縁日祈祷、一日を通じて、 一座一座を粛々と修す静謐な修法となりました。 その中で本尊・多羅菩薩を供養し、施主様の所願・悉地成就をお祈り致しました。
修法の一座はせいぜい1時間やそこらではありますが、 その中で行者は本尊と同体となることを目指します。本尊はここでは多羅菩薩ですが、 多羅菩薩含め諸仏は肉眼では直接見ることのできない宇宙の本質の顕われのひとつです。 密教行者は密教の修法一座一座を通じて、自らもまた宇宙の本質の顕われのひとつであることを まざまざと「思い出す」ことを目指します。 一座の修法で気がつけることはほんの僅かです。 けれども、この一座一座を積み重ねることにより、本質を観る眼を覆う薄皮を一枚一枚剥がし、 宇宙に遍満する仏へと少しずつ回帰していくことができるのだろうと思います。
十一面観音縁日祈祷
日時 2022年6月20日(月)午前11時開白
場所 青蓮庵道場
内容 十一面観音法 三箇座厳修(時間は変更になる場合があります)
- 午前11時より 開白の座
- 午後1時より 第二座
- 午後3時より 結願の座
当日経過報告
- (午前10時20分更新) 急用のため各座の開始時間が上記の通り変更になりました。 開白の座は11時開始の予定です。
- (午後0時25分更新) 午前11時55分、開白の座終了しました。
- (午後2時30分更新) 午後2時、第二座終了しました。
- (午後4時15分更新) 午後3時55分、本日の十一面観音縁日祈祷 結願の座終了しました。
本日一日の修法を通じ十一面観音を供養し、 また願主様の御祈願を十一面観音に御祈念致しました。 修法の中で十一面観音に集中していくと、 瀧の水に洗い流されているような垂直の水の流れを感じます。 多羅菩薩の、湧き出る水が四方に広がって行くような感覚と対照的です。 十一面観音の働きによって、法界(法界)、宇宙全体が洗い清められるようお祈り致しました。
多羅菩薩縁日祈祷
日時 2022年6月18日(土)午前8時開白
場所 青蓮庵道場
内容 十一面観音法 三箇座厳修(時間は変更になる場合があります)
- 午前8時より 開白の座
- 午後1時より 第二座
- 午後3時より 結願の座
当日経過報告
- (午前7時40分更新) この後午前8時より開白の座を開始致します。
- (午前9時30分更新) 午前9時20分、開白の座終了しました。
本日の京都は曇り空、ちょっと蒸しています。
第二座は事情により午後1時より開始の予定です。 - (午後2時20分更新) 午後2時15分、第二座終了しました。結願の座は午後3時開始の予定です。
- (午後4時更新) 午後3時45分、本日の多羅菩薩縁日祈祷 結願の座を終了しました。
行法の真髄そして目的は行者自らが法界(ほっかい; 物理的次元のみならず全ての次元を含む宇宙全体)に生きる事。それを目指すのが密教行者の本分。 密教行者として自らの本分を全うできるようこれからも努力して参りたいとの思います。
本日の縁日祈祷を通じ本尊多羅菩薩を至心に供養すると共に、 願主様の御祈願をしっかりと多羅菩薩様にお伝えさせて頂きました。 改めて多羅菩薩の功徳が遍満するようお祈り致します。
弘法大師降誕会
日時 2022年6月15日(水)午前8時開白
場所 青蓮庵道場
内容 弘法大師法 並に理趣三昧法会 厳修
- 午前8時より 弘法大師法
- 午前10時より 理趣三昧法会
当法会の中でのご祈願・ご供養を希望の方はメールあるいは電話・FAXにてお申し込み下さい。
お申込み先:
真言宗単立寺院 青蓮庵
電話/FAX: 075-432-8250
E-Mail: shoren-an★mbe.nifty.com (★を@に置き換えて下さい)
なお、当庵は庵主(住職)の修行道場として開かれた経緯から、 現在のところ一般の方がご参拝頂くことはできません。 当庵にて修法後にご報告させて頂く形となりますので、何卒ご了承下さい。 ご祈願・ご供養の詳細については当庵ホームページ内 「ご祈願・ご供養」をご覧下さい。
当日経過報告
- (午前7時30分更新) この後午前8時より弘法大師法厳修致します。
- (午前9時30分更新) 午前9時10分、弘法大師法終了しました。 この後午前10時より、弘法大師降誕を言祝ぐ理趣三昧法会を厳修します。
- (午前11時20分更新) 午前10時55分、理趣三昧法会終了し、本日の弘法大師降誕会は結願致しました。
本日の法会を通じ、身を挺して日本に密教を伝えて下さった弘法大師に感謝を捧げました。 また併せて願主様の御祈願、確かにお大師様にお伝え致しました。
庵主が初めて高野山を訪れたのは1992年のことでしたが、 この時は大学の卒業研究の学会発表のためだったため、 特に諸仏や弘法大師との繋がりを意識することはありませんでした。 次に高野山に登ったのは2005年5月の春季結縁灌頂への入壇のためでした。 これは親しい友人に誘われてさほど深く考えることなく灌頂も受けたのですが、 そこから急激に話が進み翌6月には当時の研究職の退職を決断し7月には高野山内にて得度、 9月には四度加行(密教行者となる上で不可欠な百日間の修行)に入りました。
この結縁灌頂によってはっきりと諸仏ならびに弘法大師と文字通り縁を結んだのだと思われました。 この一連の流れを見て、物事をよく理解している友人は「弘法大師にスカウトされてそうなったのだ」 と言っていました。本人は当時は怒濤の流れの中にあってそこまで考える余裕はありませんでしたが、 本当にお大師さんに目をつけて頂けたなら光栄なことだと今改めて思います。 本日の弘法大師降誕会を通じ、仏縁そして弘法大師との御縁を改めて振り返り、 心は半ば高野山の奥之院にありながら修法させて頂きました。 得度した当時の初心を忘れず、 これからも行法を深めて参りたいとの気持ちを新たにした法会となりました。
十一面観音縁日祈祷
日時 2022年5月20日(金)午前8時開白
場所 青蓮庵道場
内容 十一面観音法 三箇座厳修(時間は変更になる場合があります)
- 午前8時より 開白の座
- 午前11時より 第二座
- 午後1時より 結願の座
当日経過報告
- (午前7時50分更新) この後午前8時より開白の座を開始致します。
- (午前9時30分更新) 午前9時25分、十一面観音法 開白の座終了しました。
- (午後0時30分更新) 第二座は午前11時に開始、午後0時15分に終了しました。 結願の座は午後1時より厳修の予定です。
- (午後1時55分更新) 午後1時45分、本日の十一面観音縁日祈祷 結願の座終了しました。
三箇座の修法を通じ、法界(あらゆる次元を含む宇宙全体)が十一面観音の強力な浄化力によって 洗い流されるよう祈念いたしました。
多羅菩薩縁日祈祷
日時 2022年5月18日(水)午前8時開白
場所 青蓮庵道場
内容 多羅菩薩法 三箇座厳修(時間は変更になる場合があります)
- 午前8時より 開白の座
- 午前11時より 第二座
- 午後1時より 結願の座
当日経過報告
- (午前7時50分更新) この後午前8時より開白の座を開始致します。
- (午前9時35分更新) 午前9時30分、開白の座終了しました。
- (午後0時5分更新) 第二座は午前11時より開始し、午後0時に終了しました。
結願の座は午後1時より厳修の予定です。 - (午後2時20分更新) 午後2時、本日の多羅菩薩縁日祈祷 結願の座を終了しました。 本日の行法は、前回4月の縁日祈祷の流れを受け「刷新」の実感を新たにする修法となりました。 修法の功徳は時に願主の想定を超える抜本的な答えを眼前に示すということを改めて感じました。 これからも自らの根源と世界/宇宙の根源と向き合う作業を続けて参りたいと思います。
十一面観音縁日祈祷
日時 2022年4月20日(水)午前8時開白
場所 青蓮庵道場
内容 十一面観音法 三箇座厳修
(下記の通りスケジュールが変更になりました。(2022.4.18))
- 午前8時より 開白の座
- 午前10時より 第二座
- 正午より 結願の座
当日経過報告
- (午前7時45分更新) この後午前8時より開白の座を開始致します。
- (午前9時50分更新) 午前9時40分、開白の座終了しました。
十一面観音の水は宇宙に満ちているということを実感します。
十一面悔過(じゅういちめんけか。十一面観音の前に自らの罪障を発露(ほつろ)し、
懺悔(さんげ)する修法)とは、裸になって十一面観音の強力なシャワーを浴びることのようです。
第二座は30分時間を繰り下げて10時30分より厳修します。 - (午前11時40分更新) 午前11時35分、十一面観音法第二座終了しました。 結願の座は正午より厳修致します。
- (午後1時20分更新) 午後1時10分、本日の十一面観音縁日祈祷 結願の座が終わりました。 先月より十一面観音の修法を集中的に修し始め、 十一面観音の功徳(はたらき)やエネルギーの質・個性が少しずつわかってきたように思います。 まだまだ始まったばかりではありますが。 そして、その功徳やエネルギーの強さに改めて感銘を受けております。 当分の間、十一面観音の修法を続けて参ります。
多羅菩薩縁日祈祷
日時 2022年4月18日(月)午前8時開白
場所 青蓮庵道場
内容 多羅菩薩法 三箇座厳修(スケジュールが変更になりました。ややタイトな予定のため各座の進捗により開始時間を微調整する場合があります。(2022.4.17))
- 午前8時より 開白の座
- 午前10時より 第二座
- 正午より 結願の座
当日経過報告
- (午前7時55分更新) この後午前8時より開白の座を開始致します。
- (午前9時15分更新) 午前9時、開白の座終了しました。 ここ一年ほどの間で最もすっきりと冴え渡った行法一座となりました。 第二座は10時より開始します。
- (午前11時10分更新) 午前11時、第二座終了しました。結願の座は正午より厳修の予定です。
- (午後1時30分更新) 午後1時、結願の座終了しました。
本日は行法三箇座を通じ集中力が途切れることなくすっきりとした修法となりました。
ここ一年近くは様々な内的処理のため難渋する座が少なくなかったのですが、
この一連の作業が一段落しつつあるようです。
おそらく年単位のスパンでの転換点を迎えつつあるように感じられる一日の御祈祷でした。
本日の多羅菩薩縁日祈祷、三箇座の行法を通じ施主様よりお預かりした願意を本尊多羅菩薩に しっかりとお伝え致しました。改めまして、当庵施主の皆様の諸願成就をお祈り申し上げます。
仏生会
期日 2022年4月8日(金) 午前9時開白
場所 青蓮庵道場
内容
- 午前9時より 多羅菩薩法 厳修
- 正午より 理趣三昧法会 厳修
- 午後3時より 十一面観音法 厳修
4月8日は仏教の開祖釈尊(お釈迦様)のお誕生日に当ります。
釈尊のお誕生日の法会は「仏生会」あるいは「降誕会」「お花まつり」とも呼ばれ、
小さな子供のお姿の釈尊のお像に産湯に見立てた甘茶をかける風習から
「灌仏会」と呼ばれることもあります。
当庵では釈尊のお誕生日を祝して理趣三昧法会ならびに本尊・多羅菩薩を供養する
多羅菩薩秘法供を厳修し、仏の道を示して下さった釈尊に感謝を捧げます。
当法会の中でのご祈願・ご供養を希望の方はメールあるいは電話・FAXにてお申し込み下さい。
お申込み先:
真言宗単立寺院 青蓮庵
電話/FAX: 075-432-8250
E-Mail: shoren-an★mbe.nifty.com (★を@に置き換えて下さい)
なお、当庵は庵主(住職)の修行道場として開かれた経緯から、
現在のところ一般の方がご参拝頂くことはできません。
当庵にて修法後にご報告させて頂く形となりますので、何卒ご了承下さい。
ご祈願・ご供養の詳細については当庵ホームページ内
「ご祈願・ご供養」をご覧下さい。
当日経過報告
- (午前6時00分更新) 午前9時より仏生会・開白の座、多羅菩薩法を厳修します。
- (午前11時10分更新) 開白の座は事情により午前10時開始となり、午前11時終了しました。<菩薩> 多羅菩薩の行法を通じ、釈尊に対し仏法に出会えたことの感謝を捧げました。
- (午後0時50更新) 午後0時40分、理趣三昧法会終了しました。
- (午後4時45分更新) 午後4時25分、本日の仏生会・結願の座、十一面観音法終了しました。
本日の仏生会を通じ、釈尊が遠く二千数百年前この世にもたらした、 モノの次元のみならずあらゆる次元を含む宇宙を見据える視座に感謝申し上げました。 庵主が伝を受けた不動息災護摩の表白の文(もん)の中に 「稀ニ受ケ難キ人身ヲ受ケ 幸ニ遇難キ密教ニ遇リ 何ゾ徒ニ時日ヲ過シ 空ク年月ヲ送ンヤ」 という一節があります。輪廻転生の中で行法を修すことのできる人間の身体を得ることは 稀なことであり、またその中でも本質を見据える視座の一つである仏法、 密教に出会えることは更に稀なことです。 この機会を無駄にせず、たゆまず修法を深めていきたいという思いを新たに致しました。
春季彼岸会
期日 2022年3月21日(月・春分の日)午前9時 開白
場所 青蓮庵道場
内容 多羅菩薩法、理趣三昧法会、ならびに十一面観音法 厳修
- 午前9時より 多羅菩薩法
- 正午より 理趣三昧法会 並に施餓鬼作法
- 午後3時より 十一面観音法
「彼岸」とは「向こう岸」を意味し、仏の世界・本質の世界のことを指します。これに対し 私たちが普段生きている、ものごとの上辺に囚われた世俗の世界・「この世」の世界は 「此岸」(しがん)と呼ばれます。つまり、彼岸とは輪廻の海を超えた涅槃の世界でもあります。 仏の世界を目指す者は即ち彼岸を目指しており、本質の悟りを得て彼岸に至る事を「到彼岸」と言います。 出家者も在家者も仏の世界を目指す者は、それぞれの立場や与えられた役割を果たしながら日々 それぞれの修行を重ねる訳ですが、特に春と秋の年2回、 春分の日と秋分の日を挟んだ七日間行われる法会を「彼岸会」と呼びます。 昼と夜の両岸が等しくなるこの時期は彼岸から此岸に渡るに時分相応であり、 また太陽が真東から登り真西に沈むことは仏法の中道を表すものであり、 また寒さも暑さも和らぐこの時期は法会執行の好節でもあるとされます(法蔵館『密教大辞典』)。
当庵では彼岸の中日に当たる春分の日、本尊多羅菩薩及び十一面観音の修法並びに理趣三昧法会を厳修し、
故人の追福菩提と法界衆生の息災延命・滅罪生善を祈念します。
当法会にてご供養・ご祈願を希望される方は当庵までお申込みください。
ご故人のご供養に当たっては経木の塔婆を建立した塔婆供養を行い、
ご祈願の方にはご希望に応じて紙製或いは木製の御祈祷札を授与致します。
お申込み先:
真言宗単立寺院 青蓮庵
電話/FAX: 075-432-8250
E-Mail: shoren-an★mbe.nifty.com (★を@に置き換えて下さい)
なお、当庵は庵主(住職)の修行道場として開かれた経緯から、
現在のところ一般の方がご参拝頂くことはできません。
当庵にて修法後にご報告させて頂く形となりますので、何卒ご了承下さい。
ご祈願・ご供養の詳細については当庵ホームページ内
「ご祈願・ご供養」をご覧下さい。
当日経過報告
- (午前8時45分更新) 午前9時より春期彼岸会 開白の座、多羅菩薩法を厳修します。
- (午前11時更新) 午前10時50分、多羅菩薩法終了しました。
- (午後0時55分更新) 午後0時50分、理趣三昧法会ならびに施餓鬼作法、終了しました。
本尊・多羅菩薩の御宝前にて理趣経を読誦し梵唄を奏し真言を唱え、 御故人の法名を読み上げて追福菩提を祈念致しました。 - (午後5時35分更新) 午後5時15分、春期彼岸会 結願の座、十一面観音法が終了しました。
本日の春期彼岸会、多羅菩薩の行法と十一面観音の行法、理趣経の読誦を中心とする理趣三昧法会の 三本の柱にて、当会並びに当庵施主様各家先祖代々聖霊の追福菩提と法界衆生の追福菩提・ 息災延命・滅罪生善を祈念致しました。
十一面観音縁日祈祷
日時 2022年3月20日(日)午前9時開白
場所 青蓮庵道場
内容 十一面観音法 三箇座厳修 (各座の開始時刻は変更になる場合があります)
今月より当分の間、毎月20日に十一面観音を供養する修法を厳修し、
自身及び法界衆生が為すところの罪障の懺悔(さんげ)し、
滅罪生善・福寿増長・疫病退散の祈願を致します。
なお、十一面観音の修法は本尊多羅菩薩の修法と同様、
縁日に限らず常の行法として持続的に厳修して参ります。
- 午前9時より 開白の座
- 正午より 第二座
- 午後3時より 結願の座
当日経過報告
- (午前8時30分更新) 午前9時より開白の座を厳修します。
- (午前10時35分更新) 午前10時25分、開白の座終了しました。
併せて覚鑁(かくばん)上人御作の 『密厳院発露懺悔文』(みつごんいん ほつろ さんげのもん)を読誦しております。 覚鑁上人には遠く及びませんが、微力ながらその精神を受け継いで参りたいと思います。 - (午後2時35分更新) 午後2時15分、第二座終了しました。
『密厳院発露懺悔文』にいわく。「我等懺悔す、無始よりこのかた妄想(もうぞう)に纏はれて 衆罪(しゅざい)を造る。身口意業(しんくいごう; 身体と言葉と心とによる行い)常に顛倒(てんどう) して、誤って無量不善の業を犯(ぼん)す。
<中略> 故(ことさ)らに殺し誤って殺す有情の命(みょう) 顕(あら)はに取り密かに取る他人の財 触れても触れずとも非梵の行を犯(ぼん)ず。<中略>
行住坐臥、知ると知らざると、犯(ぼん)ずところの是の如くの無量の罪、今、三宝に対して 発露(ほつろ)し上(たてま)つる。慈悲哀愍して消除せしめ給え。 皆悉く発露(ほつろ)し悉く懺悔(さんげ)し上つる。乃至法界の諸の衆生、三業所作(さんごうそさ)の 是の如くの罪、我皆相代わって尽く懺悔し上つる。更に亦其の報いを受けしめざれ。」と。
私たちは知っても知らずとも日々、様々な罪障を作り出している。それらを今、 十一面観音の前にさらけ出し、懺悔(さんげ)致します。
結願の座は予定を繰り下げて、午後3時30分より厳修します。 - (午後5時10分更新) 午後4時55分、本日の十一面観音縁日祈祷 結願の座終了しました。
多羅菩薩縁日祈祷
日時 2022年3月18日(金)午前9時開白
場所 青蓮庵道場
内容 多羅菩薩法 三箇座厳修 (各座の開始時刻は変更になる場合があります)
- 午前9時より 開白の座
- 正午より 第二座
- 午後3時より 結願の座
当日経過報告
- (午前8時10分更新) 午前9時より開白の座を厳修します。
- (午前10時45分更新) 午前10時30分、開白の座終了しました。 第二座は正午より厳修します。
- (午後1時40分更新) 午後1時35分、多羅菩薩法 第二座終了しました。
結願の座は午後3時より厳修します。 - (午後5時30分更新) 午後5時10分、本日の多羅菩薩縁日祈祷、結願の座を終了しました。
本日の多羅菩薩さまはひときわ端正でソリッドなお姿でした。
先日来、国際情勢はますます緊張が高まり、侵略行為による民間人の犠牲者もその数を増しています。 この度は施主様からも世界平和と戦争による理不尽な被害が出ないようにという御祈願を承りました。 微力ながら、平和への祈りと戦争により亡くなられた方々への追悼の祈りを捧げております。 一人ひとりの祈りの力は微々たるものかも知れませんが、世界中の沢山の人々の思いが重なれば、 必ず事態を変えることができると信じております。
2月多羅菩薩縁日祈祷
日時 2022年2月18日(金)午前8時開白
場所 青蓮庵道場
内容 多羅菩薩法 三箇座厳修 (各座の開始時刻は変更になる場合があります)
- 午前8時より 開白の座
- 正午より 第二座
- 午後4時より 結願の座
当日経過報告
- (午前8時更新) これより開白の座を厳修します。
- (午前10時30分更新) 開白の座は急用により午前9時10分からの開始となり、 午前10時20分終了しました。第二座は正午より厳修の予定です。
- (午後2時40分更新) 午後2時20分、第二座終了しました。
本日の縁日祈祷にて改めて多羅さんと向き合っていて、 多羅さんが清らかなお花に満ち満ちていることに改めて驚かされました。 無限に広がる仏の水・本質の水の海から無限に生まれ出ずる清らかなお花。 その花々が全ての衆生を癒やし暖める。 このお花は、観音の眼から生まれる無限の慈悲の光でもあるのでしょう。
本日の縁日祈祷、結願の座は午後4時より厳修の予定です。 - (午後6時30分更新) 午後6時55分、本日の縁日祈祷は無事に結願致しました。
結願の座の中で、多羅菩薩のお姿の描写の中にある「三昧に住して月輪に処せり。 慈光を放って三界を照らす」という文が改めて胸に刺さりました。 まさに多羅菩薩さんは水面に映る太陽の光のように、 本質の水から生まれ我々を照らす光なのでしょう。 この光を胸に日々進んで参りたいものです。
節分会 星供
日時 2022年2月3日(木) 午前8時開白
場所 青蓮庵道場
内容 星供如意輪観音法 三箇座厳修
- 午前8時より 開白の座
- 正午より 第二座
- 午後4時より 結願の座
節分と立春は旧暦の大晦日と正月に当ります。伝統的な暦における新年を迎えるにあたり、
節分の日に節分会として星供を厳修し、
密教占星術において人びとの吉凶禍福を支配すると言われる北斗七星・九曜・十二宮・二十八宿の
各星宿を供養し、新たな一年の無病息災と増長福寿を祈ります。
星宿を供養するには北斗供・本命星供・属星供など様々な修法がありますが、
当庵では本尊・多羅菩薩は観音の変化身であり、また併せて如意輪観音を
勧請していることもあり、北斗七星を統べると言われる如意輪観音を窓口として
如意輪観音法を厳修し、併せて各星宿を供養致します。
星供の詳細は「星供について」をご覧下さい。
星供での御祈祷をご希望の方は、願主様の氏名・ふりがな・生年月日・住所
・連絡先(電話・E-Mail)を添えて当庵までお申し込み下さい。
生年月日を元に願主様一人ひとりの吉凶を支配する星(本命星・元辰星・当年星)を求め、
併せて各星宿を供養して願主様一人ひとりの無病息災と増長福寿を祈ります。
願主様には御祈祷のしるしとして、星供祈祷札を授与致します。
詳細は当庵までお問い合わせ下さい。
お申し込み・お問い合わせ先:
真言宗単立寺院 青蓮庵
電話/FAX: 075-432-8250
E-Mail: shoren-an★mbe.nifty.com (★を@に置き換えて下さい)
なお、当庵は庵主(住職)の修行道場として開かれた経緯から、
現在のところ一般の方がご参拝頂くことはできません。
当庵にて修法後にご報告させて頂く形となりますので、何卒ご了承下さい。
ご祈願・ご供養の詳細については当庵ホームページ内
「ご祈願・ご供養」をご覧下さい。
当日経過報告
- (午前8時更新) 節分会・星供如意輪法 開白致しました。
- (午前11時更新) 午前11時45分、開白の座終了しました。
修法中、新しい一年のスタート、そして一年のみならず、 もう少し長いスパンでの新しい時間・新しい時代のスタートを深く感じています。
第二座は正午より厳修します。 - (午後2時40分更新) 午後2時35分、第二座終了しました。結願の座は午後4時より厳修します。
- (午後7時40分更新) 午後7時25分、結願の座終了しました。
本日厳修している星供如意輪法は、通常の如意輪法に加え星宿の真言も唱えているため、
念誦する真言がかなり多くなり、それだけ所要時間も長くなりました。
本日の節分会星供、三箇座の修法を通して、如意輪観音を窓口として諸宿曜等を供養し、 また願主の皆様お一人お一人の本命星・元辰星・当年星を供養して、 皆様の無病息災と増長福寿をお祈り致しました。
本日は新年のスタートでもあると共に、新しい時代・新しいフェーズに向けてのスタートにも 当っているようです。今後それぞれの方々がそれぞれの立ち位置においてより充実した時を過ごすことが できるよう、重ねてお祈り致します。
1月多羅菩薩縁日祈祷
日時 2022年1月18日(火)午前8時開白
場所 青蓮庵道場
内容 多羅菩薩法 三箇座厳修 (各座の開始時刻は変更になる場合があります)
- 午前8時より 開白の座
- 正午より 第二座
- 午後4時より 結願の座
当日経過報告
- (午前7時50分更新) この後午前8時より開白の座を厳修します。
- (午前10時更新) 午前9時55分、開白の座終了しました。
本日は満月です。満月の日は物事が「満ちる」時と言われます。 本日の修法を通じ、願主・施主の皆様がなしてきたことが如意円満するよう祈念しております。
第二座は正午開始の予定です。 - (午後1時55分更新) 午後1時15分、第二座終了しました。結願の座は午後4時開始の予定です。
- (午後5時50分更新) 午後5時30分、本年最初の多羅菩薩縁日祈祷、無事に結願しました。
本日満月の日の縁日祈祷、一日三箇座の修法を通じて願主様の願い確かに本尊多羅菩薩様にお伝え
致しました。
コロナ禍もいまだ衰えるところを知りませんが、 今直面している在り様を通じて個人においても社会においても、向かい合うべきものに向かい合い、 全うすべきものを全うできるよう願っております。 修法の次第の中に、「真如平等にして虚空の如く恒沙に超へたる功徳ありと云こと達せず」という文 (もん)があります。つまり、 「人々はこの世は仏の世界と不可分であり無限に広がる空間のように膨大な数を超える功徳が 遍満しているということに気づいていない」という意味です。 つまり、私たちは気づいていないが、この世は仏の世界そのものであり仏菩薩たちが無限の時間を かけて修行してきた功徳(果報)が常にこの世界には遍満しているということです。 それを少しずつでも気づくことが、苦難としか思えぬ状況にあってもその中に意義を見つけ出す 一歩となるのではないかと思われます。
また本日一日の修法を通じて、庵主自身、出家得度以来これまで重ねて来た修法に よって貯めてきたものを、ダムの如く「放水」するべきフェーズに来ているということを感じました。 もちろん自分はこれからもまだまだ行法を重ねて行かなければならない未達の行者ですが、 不断の自行を重ねながらも、その時々の功徳をいかに世に廻向して行くのかということを これまで以上に考えて行くべき時なのかということを感じました。 今年一年、益々修法とその廻向に向けて精進して参りたいと思います。
2022年(令和4年)修正会
日時 2022年1月1日(土)午前0時開白
場所 青蓮庵道場
内容 多羅菩薩法 並びに 理趣三昧法会 厳修
- 午前0時より 多羅菩薩法 開白の座
- 午前9時より 理趣三昧法会
- 正午より 多羅菩薩法結願の座
また併せて、新年のご祈願・ご供養を承りますので、ご希望の方はメールあるいは電話・FAXにて お申し込み下さい。 ご希望の願主様には、祈念のしるしとして多羅菩薩の御祈祷札(紙札・高さ約21cm)を授与致します。 また木札(高さ約30cm)のご用意もありますのでご希望の方はお申し出下さい。
お申し込み先:
真言宗単立寺院 青蓮庵
電話/FAX: 075-432-8250
E-Mail: shoren-an★mbe.nifty.com (★を@に置き換えて下さい)
なお、当庵は庵主(住職)の修行道場として開かれた経緯から、 現在のところ一般の方がご参拝頂くことはできません。 当庵にて修法後にご報告させて頂く形となりますので、何卒ご了承下さい。 ご祈願・ご供養の詳細については当庵ホームページ内 「ご祈願・ご供養」をご覧下さい。
当日経過報告
- (午前0時00分更新) これより開白の座を厳修します。
- (午前2時30分更新) 午前1時30分、開白の座終了しました。午前9時より理趣三昧法衣を厳修します。
- (午前9時45分更新) 午前8時40分、理趣三昧法会終了しました。結願の座は正午開始予定です。
- (午後0時25分更新) 結願の座は都合により午後2時開始に変更になります。
- (午後4時20分更新) 午後4時、本日の2022年修正会・結願の座を終了しました。
密教とは私にとって、宇宙を観るための方法の体系です。 密教に出会えたことに改めて感謝します。 本尊・多羅菩薩に出会えたことに感謝します。 より深い宇宙を観るために更に歩みを進めなければならないと、改めて思った本日の修正会でした。
また本日法会を通じ、当庵施主の皆様の家内安全・身体健全と、 有無両縁一切衆生の本年一年間の諸願成就を祈念致しました。