ルドルフ次回公演『その犀はひとり行く』のお知らせ
庵主も脚本に協力させて頂いた、京都を拠点に活動する演劇ユニット
「ルドルフ」の
次回公演『その犀はひとり行く』が
2021年12月16日(木)~19日(日)THEATRE E9 KYOTOにて上演されます。
「『平家物語』に登場する平清盛の五男・重衡の物語をモチーフに、 激動の時代の中で「悪人」として生きることを強いられた ひとりの男の苦悩と解放を描く。」(作品紹介より)
庵主は今回の脚本協力にあたり、「ルドルフ」の主宰者であり本作の脚本・演出を手がける筒井加寿子氏と、 同じく脚本協力を担うATCスタジオK主宰者の芳野香氏と共に、 京都市内から奈良にかけて平重衡公ゆかりの地を巡り重衡公の魂をご供養することから始めました。 この巡礼は、重衡公の葛藤と苦悩を想い、仏の世界を通じて重衡公の魂と対峙しながら、 この世に身を置きながら本質の世界を目指さんとする自らの密教行者としての生き方をも問い直され、 自らの進むべき道を再確認させられる、庵主にとって忘れられない旅となりました。
重衡公とも重なる筒井氏の真摯な生き方から紡ぎ出される物語が、 本質の世界を目指すすべての人たちへの光となることを確信しております。
皆様、是非ご観覧下さい。 詳細は本公演の特設サイトをご覧下さい。
(2021.10.18)