2020年6月7日 白鬚神社お参り
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はじめに
6月7日夕方7時頃ふと思い立ち、若狭、敦賀を経て滋賀県高島市の白鬚神社にお参りに向かう。 白鬚神社の御祭神は猿田彦命。琵琶湖の西岸に位置し、大学院生時代在籍していた大学のある石川県と京都とを 往復する時に幾度となくその御前を通りかかり、また現在も折に触れお参りに伺うなじみの神社の一つである。
<Googleマップを元に作図。(地図データ:© 2020 Google)>
京都を出てまず鯖街道・国道367号線を北上、水坂峠を越えて若狭町へ。 いつもお水を頂きに行く宝篋山天徳寺をかすめ若狭湾に沿って国道27号線を敦賀市内へ。 夜9時過ぎ、気比の松原から夜の敦賀湾をしばし眺める。気比大社をかすめて琵琶湖へ。 気比大社は厳島神社と並んで高野山と縁の深い神様。
敦賀から国道161号線を滋賀県マキノに抜けそのまま琵琶湖沿いを南下していくと、 月明かりが琵琶湖の湖面を照らしている。満月は前日6日の早朝だったが月は十分明るい。
白鬚神社
午前0時前、白鬚神社到着。お参りしようと拝殿正面に進むと、神秘的な風景に目を奪われる。
まずは本殿に向き、白鬚神社の御祭神は猿田彦命(サルタヒコノミコト)。 天孫降臨の際に瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の道案内をしたとされ、導きの神・道開きの神と言われる。 現代社会にあって如何にして密教行者としての本質的な道を進もうかと模索する中、 猿田彦命に道をお示し下さいと祈念する。
月の左下に、今年暮れのグレートコンジャンクションに向けて寄り添う木星と土星が見える。
何も考えずふと思い立ちお参りした白鬚神社にてこの風景を示された。 自分が進むべき道、かみ仏への道を象徴的なしかしはっきりと眼に見える形で示されたように思う。 暗中模索の日々ではあるが、「大丈夫なのだ」と思う。